フィッツジェラルドはタグボート2隻に先導されて横須賀基地に入った。
フィッツジェラルドは、横須賀を母港とする空母ロナルド・レーガン打撃艦隊の構成艦、全長154メートルの駆逐艦フィッツジェラルドは横須賀港を拠点として、太平洋と日本海で活動している。

ACXクリスタルは全長222メートルのコンテナ船で、船舶追跡ウェブサイトによると東京へ向かう途中だった。フィリピン船籍だが海運大手、日本郵船の子会社が所有している。海上保安庁によるとACXクリスタルには乗組員20人が乗っていたがけが人はなく、東京の港に向かった。
コンテナ船は、航跡記録で衝突した時間帯には直角に進路変更していたことが判明している。ただ、衝突の危険性がある場合、駆逐艦側は左旋回、コンテナ船は右旋回することが、航行の衝突回避行動としてルールとなっている。

　イージス艦は、すべて軍事情報となるため、米軍が調査し米軍側から発表されない限り、航跡などは不明。
イージス艦など艦船はスピードを上げるため、民間船よりかなり薄い厚板鋼板が使用されているという。
以上、
７人の不明者は、衝突のショックで船外へ落ちたと見られているが、衝突部位の船内に閉じ込められている可能性もあるとされている。