アイコン ヒアリ 尻に毒針、攻撃性強く米国で死亡例 アカカミアリも100匹神戸港

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<ヒアリ>
5月に外来種のヒアリが、中国広東省から神戸港へ貨物船で運ばれたコンテナの中から数百匹、6月16日には、神戸港のコンテナヤードの地面で約100匹がそれぞれ見つかり、いずれも駆除した。
見つかったのはいずれも働きアリだが、卵を産む女王アリが定着すれば、急速に繁殖して人への被害が心配されている。
ヒアリは強い毒を持つ蟻で、お尻の毒針で刺されると死に至る恐れもある。元々日本には生息しない外来種。
環境省や国土交通省などは、ほかにも上陸していないか、全国の港で調査を始めている。

ヒアリ(学名・Solenopsis invicta、別名・アカヒアリ、火蟻)とは、
南米大陸原産のハチ目(膜翅目)・アリ科・フタフシアリ亜科に分類されるアリの一種。世界の侵略的外来種ワースト100選定種、特定外来生物にも指定されている。毒性の強い近縁種であるアカカミアリよりも強力な猛毒の針をもち、刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、時に死に至るため殺人アリの異名もある。

<アカカミアリ100匹、発見>
環境省と神戸市は6月21日、神戸港のコンテナヤードで、毒を持つ特定外来生物の「アカカミアリ」が見つかったと発表した。
 同港では、強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」も見つかっている。
 発表によると、アカカミアリは中米などの原産で、国内では硫黄島に定着。コンテナ貨物などの中から数匹~数十匹見つかった例はあったが、今回はヒアリを調査中の職員が20日、コンテナヤードで約100匹いるのを発見し駆除した。
体長は3~5ミリで、外見はヒアリと似ている。ヒアリより毒性は低いが、腹部の針で刺されると激しい痛みを伴い、水疱を生じ、重度のアレルギー反応「アナフィラキシーショック」を引き起こすこともある。同省は今後、周辺の生息の有無を確認する。

ヒアリ

左がヒアリ(体長2.5~6mm)、右はアカカミアリ(体長3 - 5mm)・・・日本の蟻より大型
ヒアリ

[ 2017年6月22日 ]
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