熊本県の南部・湯前町の球磨焼酎の蔵元、合名会社「豊永酒造」の代表銘柄「常圧豊永蔵」が、全日本国際酒類振興会が開催した今年の春季全国酒類コンクールで、焼酎や日本酒、ビールなど１３部門、計３３６の全出品酒の中で最高の「第１位特別賞」を受賞した。
「常圧豊永蔵」は、アルコール度数２５度。振興会会長は「球磨焼酎ならではのコメそのものの味わいを生かした非常に飲みよい焼酎。常圧らしいコクがあり、他の出品酒より特に優れていた」と評した。
本格米焼酎「常圧豊永蔵」は、自社の田で契約農家により有機栽培された高品質のコメと地元の地下天然水を使用。ろ過を最小限に抑え、コメのうま味を残し、まろやかさと深いコク、コメ本来の香ばしさなど「球磨焼酎の原点を堪能できる」焼酎。

コンクールは、全日本国際酒類振興会（東京）が、春と秋に開催。
豊永酒造は米焼酎部門で、
常圧製法の「常圧豊永蔵」が「第１位特別賞」、
減圧製法の「豊永蔵」が第１位、
麦焼酎部門に出品した「麦汁」が第１位
にそれぞれ選ばれた。
同社が受賞したのは今回が始めて。