昭和医科工業（株）（愛知）／民事再生申請

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医療機器製造の昭和医科工業（株）（愛知県豊橋市羽根井西町８－７、代表：藤原龍子）は６月９日、申請処理を木村圭太弁護士（電話０３－３５９３－７６０５）に一任して、名古屋地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行い、保全命令を受けた。監督員には、鈴木典行弁護士（電話０５２－２３９－１２２０）が選任されている。

負債額は約２１億円。

同社は昭和４８年創業の医療機器製造会社。同社は人工透析機器や脊椎固定用材料を開発し、以前は２０億円以上の売上高を計上していた。しかし、事業を売却して研究開発にシフトし、海外展開など行っていたが、海外メーカーとの競合や売り上げ貢献する開発も限られ、業績低迷が続いていた。

　　民事再生は同社にまだ開発力があるのかどうか、既存開発品にどれほどの価値があり、その価値を所有しているかどうかにかかろう。

同社ＨＰより

会社名	昭和医科工業株式会社
本社地	愛知県豊橋市羽根井西町8番地7
代表者	代表取締役社長　織部一弥（代表者は変わっている）
創業	昭和48年3月3日
設立	昭和49年8月28日
資本金	5,000万円
従業員数	24名(平成27年4月現在)
業務内容	1. 医療機器の開発・製造
	2. 医療機器の輸入販売
	3. 医療機器の輸出販売
	4. 医療機器の製造販売
川崎研究所	神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1
沿革
1973年 3月	愛知県豊橋市に藤原医科器店商店を創業
1974年 8月	人口腎臓販売のため愛知県豊橋市に昭和医科工業株式会社を設立
1974年 8月	資本金230万円
1975年12月	資本金500万円に増資
1976年 4月	名古屋市名東区上社に社屋完成に伴い本社を移転
1976年 6月	資本金1,000万円に増資
1978年 4月	資本金1,500万円に増資
1978年12月	資本金3,000万円に増資
1980年 7月	豊橋営業所、新社屋完成につき、現在地に移転
1984年 1月	株式会社藤原医科器を合併　資本金4,000万円に増資
1987年 1月	新社屋完成につき、名東区本郷に移転
1988年 3月	東京都新宿区に東京事務所を開設
1988年 3月	輸入販売業務準備、及び製造委託業務の開始
1989年 4月	東京都文京区に東京事務所を移転
1989年 9月	資本金5,000万円に増資
1991年 3月	厚生省（現厚生労働省）より輸入販売業許可取得
1993年 4月	大阪事務所を開設
1994年 3月	東京都港区虎ノ門に東京事務所を移転
1996年 9月	札幌事務所を開設
1997年 6月	東京都港区芝公園に東京事業所として移転
1999年 1月	福岡事務所を開設
2003年 3月	ISO13485:1996/9001:1994を認証取得（医療用具品質管理システム）
2003年 4月	ISO9001:2000を認証取得（品質マネージメントシステム）
2003年 7月	豊橋、名古屋、東京、大阪、札幌、福岡の全国６拠点体制を構築
2004年 1月	ISO13485:2003をグレードアップ認証取得
2006年 2月	カリフォルニアにアメリカ事務所を開設
2006年 3月	ミラノ（イタリア）に子会社 SHOWA IKA Europe(Srl) を設立
2006年 7月	「MYKRES Spinal System」FDAから販売認可（510K）取得
2006年10月	CEマーキングを認証取得
2006年12月	岡山市に岡山営業所を開設
2006年12月	代表取締役　藤原哲男　　会長就任
2006年12月	代表取締役　織部一弥　　社長就任
2007年 4月	本社を愛知県名古屋市から創業の地豊橋市へ移転
2007年 7月	アメリカテネシー州にSHOWA IKA America Inc.(SIA)
2008年 1月	経済産業省・厚生省より新連携事業認定
2009年10月	国内脊椎関連製品の販売事業をセンチュリーメディカルへ事業譲渡（営業所閉鎖）
2009年11月	川崎事業所を開設

[ 2017年6月21日 ]

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