三重大と伊賀市が「国際忍者研究センター」設立
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三重大や伊賀市は3日、忍者に関する古文書や資料をデータベース化し、ホームページや雑誌などで情報発信するため「国際忍者研究センター」を設立した。伊賀流忍者の地から忍者を研究するネットワークづくりを世界に呼び掛ける。
江戸時代の忍者に関する古文書や忍術の資料に加え、忍者をテーマにした映画や漫画なども収集、データベース化を進める。観光客用にはすでに伊賀流忍者博物館がある。
忍者は、鎌倉から室町時代にかけ戦いが止まない伊賀地方に、民が自らを守るため技術が進展していったとされる。
忍者は普段は、農業や行商をして各地の情報を探る一方、指令が下ると戦場やその後方へ出向き、工作活動に励んだ。現代のCIA=スパイだが、特殊技術を有していた。
甲賀と伊賀の違い、甲賀忍者が1人の主君に忠義を尽くすのに対し、伊賀忍者は金銭による契約以上の関わりを雇い主との間に持たない点であるとされ、敵対することもあり、知り合いでも「抜忍成敗」する厳しい掟。
戦国時代から江戸初期にかけ徳川家に仕え活躍した服部半蔵が特に有名。
猿飛佐助は戸澤白雲斎に師事した甲賀流系の戸隠忍者(長野市)で、真田幸村に仕えたことで知られる。
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[ 2017年7月 3日 ]
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