中国より労務費が安いアジア6ヶ国世界の工場地帯に
中国のポータルサイト・今日頭条が6月30日、中国に代わって世界の工場となり得る労働コストの安い6ヶ国について紹介する記事を掲載した。
記事が伝えた労働コストの安い6ヶ国の1つがインド。
人口12億人で、経済発展が遅れており、平均年収が1877ドル(約20万円)で、中国と大きな開きがあるため、徐々にインドが世界の工場に代わるだろうとした。
2ヶ国目はカンボジア。
人口1500万人以上で工業基礎が弱く、平均年収は7000元(1030ドル、約11万2000円/16.61円)に満たない。
3ヶ国目はベトナム。
経済的に遅れており、平均年収は8000元(1178ドル、約12万8000円)に届かず、国のGDPも1862億ドル(約20兆円)ほどだという。
4ヶ国目はフィリピン。
人口9000万人で、平均年収は3000ドル(約33万6000円)前後だと伝えた。
5ヶ国目はインドネシア。
2億人を超える人口で、多くの国の注目を集めており、労働コストは1時間当たり8元から9元(約128円から144円)ほどだという。
6ヶ国目はタイ。
労働集約型産業が多くあり、平均年収は4000ドル(44万7000円)前後だと伝えた。
なお、中国上海の2016年の製造業の一般労働者の労務費は月額558ドル(年額6,696ドル/74万3千円、ジェトロ版、もっと実際は高く、政府は賃上げを推奨し続けている。地域によっても異なり大連は上海より25%安い)。
ジェトロの世界各国・地域の投資コスト比較表(賃金指定)
https://www.jetro.go.jp/world/search/cost.html
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