アイコン 清水建設/シンガポールで陽子線がんセンター受注  

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清水建設は5日、シンガポールで大規模な病院の建設工事を単独受注し、着工したと発表した。

発注:シンガポール保健省
受注:清水建設

<物件概要>
案件名:「シンガポール国立がんセンター」(陽子線治療施設)
建設地:LOT 00467K TS 22 at Outram Medical Campus 20 Outram Road(Bukit Merah Planning Area)
構造:RC・S造地下4階地上24階建て
延面積:9万2043平方メートル
陽子線治療施設:地下2~4階(厚さ2.5メートルのコンクリートで遮蔽)
受注額:約310億円
工期:37ヶ月
竣工予定:2020年5月末。

清水建設が受注したのは、シンガポール保健省が発注した「シンガポール国立がんセンター」で、同国南部のオートラムロードに建設する。
施工者の選定に当たり、「技術提案・交渉方式」の一つであるECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式が採用され、昨年8月に大規模病院の施工実績が豊富な日本、韓国、フランスの企業5社を対象に入札方式の説明会が開かれた。
 その後、9月と11月に、この5社との間で個別に提案内容と見積金額の交渉が行われ、12月に最終の提案書と入札額を提示。審査へと進んでいた。
技術評価で、清水建設の日本での陽子線治療施設の施工実績や施工担当者を監理技術者として現場に常駐させること、施工計画などが高く評価されたという。

清水建設が、同省からの大規模病院を受注するは、「ナショナルハートセンター」、「イーシュンコミュニティ病院」、「チャンギ総合病院メディカルセンター」に続き4件目となる。
以上、

日本のゼネコンは、アベノミクスにおける不動産バブル創出とこの景気を全国津々浦々にと公共工事のタレ流しが続けられ、潤い続け、海外での工事受注をすでに忘れてしまっている。
それまで海外での日本のスーパーゼネコンはことごとく痛い目にあい、仕方ない面もあるが、海外でも日本感覚で受注し、脇の甘さがもたらしたものといえる(ドバイ・アルジェ・トルコ・・・・)。
しかし、そろそろ20後・アベ後の本格的対策を講じる時期に入ってきているといえよう。

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[ 2017年7月 7日 ]
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