被災東北3県に各1千万円寄付 60代女性 名名乗らず
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岩手、宮城、福島各県の県庁を6月27日、匿名の女性が訪れ、「震災復興に役立ててほしい」と各1千万円を寄付していった。
3県で情報交換した結果、年格好が似ていることから同じ女性とみられるという。
女性が、最初に訪れたのは盛岡市の岩手県庁。午後1時前、「寄付をしたい」と総合案内に申し出て、出納局の窓口で菓子の手提げ袋を差し出した。
職員が領収書を渡そうとしたが、「バスの時間があるので」と立ち去ったという。
テープで封をされた茶封筒に1千万円が入っており、職員2人があわてて追いかけたが、見失った。女性は60代に見えたという。
続いて、午後2時45分ごろ、仙台市の宮城県庁社会福祉課を女性が訪れ、1千万円が入った紙袋を渡し、そのまま立ち去った。帯封の金融機関名は県外だったという。
午後4時ごろには、福島市の福島県庁社会福祉課で菓子袋に入った1千万円を手渡し、立ち去った。
宮城、福島両県は義援金として被災者に届け、岩手県は震災遺児のための「いわての学び希望基金」などで活用する予定。
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[ 2017年7月 7日 ]
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