「ソニーLSIデザイン」の役員ら架空発注で1億5千万円詐取 被害は9億円
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東京地検特捜部は19日、ソニー子会社「ソニーLSIデザイン」(厚木市)元役員ら3人が、取引業者に架空の業務を発注し、会社から合わせて1億円余りをだまし取ったなどとして逮捕した。
逮捕されたのは、半導体の設計を行う「ソニーLSIデザイン」の元役員萩原良二容疑者(58)と元社員2人の計3人。
萩原元役員らは、昨年2月までの2年余りの間に取引業者に、架空の業務を発注したり、発注金額を水増ししたりする手口で、現金1億円余りと50万ドル(約5600万円)余りを取引先口座に振り込ませてだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれている。
ソニーは昨年10月、こうした架空発注などで約9億円の損失が出たとして逮捕された3人を含む5人を懲戒解雇したと発表し、刑事告訴に向けて検察側と協議を進めていた。
3人は当時の社内調査に対して、いずれも不正を認めていたという。
特捜部は、3人が取引業者とともに金をだまし取ることを計画していたと見て、詳しいいきさつや資金の使いみちなどについて解明を進めることにしている。
以上、報道
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[ 2017年7月20日 ]
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