アイコン 日本海EEZ内大和碓で北朝鮮漁船が「漁労戦闘」の不法操業 漁できない石川県漁協

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北朝鮮は、旱魃に見舞われ、食糧危機に陥っているとされる一方、経済はプラス成長しているという。そのプラス成長も、中国が貿易制裁、米国が北朝鮮と交易する中国企業の制裁を強化する中、輸出も次第に限られたものになってきている。それでも最大の外貨獲得は中国やロシアなどへの労働者派遣とされ、中国・ロシア・モンゴルなどには朝鮮族も暮らしており、どれほどの労働者が派遣されているのかさえ、定かではない。

そうした中、石川県漁協のイカ釣り船が、漁場である大和碓を北朝鮮籍船が不法占拠し、漁ができない状態が続いているという。
日本の巡視船は、多くを東シナ海域の中国漁船や韓国漁船を取り締まるため佐世保海域や、中国警備艇が毎日のように領海侵犯している尖閣海域に取られ不足し、日本海が手薄になっている。政府は巡視船を建造中であるが、北朝鮮漁船は、中国船のように共同して体当たり攻撃に出るおそれもあり、また武装しているおそれもあり、おいそれ近づけない現実に野放し状態になっている。

朝鮮労働党委員長は、2015年の新年の辞の中で「魚の台風を呼び起こし、人民の食卓に海の香りが豊かに漂うようにしなければならない」と述べた。2016年、北朝鮮から脱出した元漁師の脱北者は「金正恩の指示で、漁師たちは天候に関係なく命懸けで出漁する『漁労戦闘』に行かねばならなくなった。しかし沿岸では魚など取れないので、耕運機用の小さいエンジンを木船に載せて出港しているという。
「漁労戦闘」には朝鮮人民軍の兵士たちも駆り出されている。2015年に石川県輪島市沖合で漂流していた3隻の木造船には「保衛部」「朝鮮人民軍」などと書かれており、中から10遺体も発見された。
昨年までの5年間に白骨遺体を乗せたり、無人の木造船が日本へ277隻漂着している。そのほとんどは北朝鮮の漁船や軍から借り出された俄か漁師とされる。GPSも燃料も食料も積んでいない。


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[ 2017年7月24日 ]

 

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