孤児少年を檻の中で総合格闘技させる中国 商売道具に利用
中国で、親を亡くした12歳の少年2人が、檻の中で総合格闘技(MMA)を戦う動画がソーシャルメディア上で拡散し、波紋を呼んでいるとAFPが24日報じている。
それによると、同国南西部の四川省成都にある総合格闘技クラブでは、親を亡くした幼い子ども数百人を養子とし、養育するとともに格闘家としてのトレーニングを受けさせている。
物議を醸したのは、中国の民間動画ストリーミングサイト「梨視頻」で配信された短いドキュメンタリー動画で、小学生ほどの年代の少年2人が、八角形の鉄製のおりの中で激烈な戦いを繰り広げる様子が捉えられていた。
一方の少年は、相手の少年をノックダウンすると、マット上でうずくまる相手の頭部や体をさらに何度も殴りつけている。
傍らでは、ビキニのトップスとジーンズのショートパンツを着たモデルたちが声援を送り、マイクを持った男性が、少年たちは「自らの運命のために戦っている」と叫んで観衆をあおっていた。
ドキュメンタリーの中で、総合格闘技クラブの創設者は、孤児を管轄する民生部の地方支所が子どもたちを連れてきたと語っている。
また、クラブの子どもたちの大半は、チベット族を含む中国の少数民族の出身だという。
国営紙・新京報は、このクラブが児童を搾取しているとして非難し、厳しいトレーニングを受けたり、激しい試合で争ったりしている子どもたちが、法に基づいた教育を受ける権利を享受しているのだろうかと疑問を呈している。
以上、AFP
政府批判以外は何でもありの中国。大気も河川湖沼も地下水も環境破壊、漢民族最優先政策、住民追い出し、偽物、虚偽数値、過去最高の鉄鋼製品生産量、・・・・
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