精子の数については、１９９２年にデンマークの生物学者が報告した研究でも減少傾向が指摘されていた。
９１年までの５０年間を対象に６１件の研究結果を分析したが、１件の大規模な研究で全被験者の３割を対象にするなど偏りがあり、批判も多かった。

それ以来、精子は本当に減少しているのかどうかという論争が続いてきたが、「これでかなり確実な答えが出た」と、レビン博士は強調する。

ただ、減少の理由については依然としてさまざまな説がある。環境ホルモンや肥満の影響を示唆する意見があるほか、精子の数は気温に左右されることから、「温暖化の影響」と言い切る専門家もいる。

レビン博士は「これまでの研究で、出生前にさらされた化学物質、成人後に摂取した農薬、喫煙、ストレス、肥満といった環境要因や生活習慣との関連は分かっている」と指摘。先進国の男性らに禁煙や減量、ストレス軽減などの努力を勧めている。

以上、ＣＮＮ参照

精子の減少において、元気のない精子も増加しているのだろう。元気のない男性がまことに多くなっている。
肉体を使うかどうかの違いだろう。機械化され、ＩＴ化され、交通インフラも整備され、肉体労働は減るばかりで、歩くことすら少なくなっている。

韓国は、徴兵制があり、肉体派が多く元気な精子が多いと見られる。当然、生まれてくる子供も元気がよく、初体験の平均が１２．８歳（中学１年生、２０１７年発表の韓国女性家族部調査）だという。１９歳以下はコンドーム２個を１０円で買える自販機（光州市）もあるというから、妊娠の可能性のある女児にとってもすばらしいことだろう。