アイコン ランサムウェアWannaCryや新亜種「Uiwix」が5月より5倍も日本へ入っている

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5月、世界各地で被害が出た「WannaCry」と呼ばれるコンピューターウイルスに感染したパソコンからと見られる日本国内への通信数が、今月、発生当初の5倍の1500件余りに上っていたことが警察庁への取材でわかりました。

「WannaCry」は、基本ソフト「ウィンドウズ」のセキュリティーの欠陥を突いてパソコンに侵入し、内部のファイルを暗号化して身代金を要求するもので、5月イギリスの病院で患者の救急搬送に支障が出るなど世界各地で大きな被害が出た。

日本への影響の監視を行う警察庁の「サイバーフォースセンター」が調べた結果、「WannaCry」に感染したパソコンからと見られる日本国内への通信数が、初めて感染を確認した5月12日の293件から2ヶ月後の今月12日には約5倍の1501件に上っていたことがわかった。

発信元は少なくとも9ヶ国に上り、ロシアや中国が多く、6月以降は「WannaCry」を作り替えた亜種のウイルス「Uiwix」を多く検知しているという。
亜種は、ファイルを暗号化しないため感染に気付かれにくく、元のウイルスにある活動を自動的に停止する仕組み「「kill switch」」がないということで、警察庁は感染の拡大につながっていると見てパソコンを最新の状態に保つなど対策を徹底するよう呼びかけている。
以上、報道参照

WannaCry(ワナクライ、WannaCrypt, WanaCrypt0r 2.0, Wanna Decryptor, WCry)は、MicrosoftのWindowsの脆弱性を突き、標的としたワーム型ランサムウェア。
2017年5月12日から大規模なサイバー攻撃が開始され、150ヶ国の23万台以上のコンピュータが感染し、28言語で感染したコンピュータの身代金として暗号通貨ビットコインを要求した。

もともとのこのウイルスは、米NSA(国家安全保障局)が、国家や企業などをハッキングするため作成したもので、NSAから情報漏えいしたウイルスが、ハッカーたちに渡り、拡散しているものだという。
 

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[ 2017年7月25日 ]

 

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