メガカリオン iPS細胞による血液製剤の製法確立 臨床試験へ
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京都市下京区のベンチャー企業「メガカリオン」は、体のさまざまな組織になるiPS細胞を使って、血液の成分から作る血液製剤という薬の製法の確立に成功したと公表、将来的に不足することが懸念されている血液製剤の新たな供給方法になる可能性があるとして注目されている。
外科手術で出血を止めるためなどに使われる血液製剤は、献血で得られた血液に含まれている血小板から製造しているため、将来的に献血が少なくなると血液製剤の供給が不足すると懸念されている。
「メガカリオン」は、京都大学から提供されたiPS細胞から、血小板のもとになる細胞を増やす技術を開発、同社に大手製薬メーカーの日産化学工業や大塚製薬工場、川澄化学工業、シスメックス、シミックホールディングスなど15社が協力して、この細胞をほぼ無限に増やして血小板を効率よく作り出し、不純物を取り除いて血液製剤として安定して作る製法を確立したという。
「メガカリオン」などは、2018年にも製造した血液製剤の臨床試験を始め、3年後の20年には国の製造販売承認を得たいとしていて、血液製剤の新たな供給方法になる可能性があるとして注目される。
「メガカリオン」は2011年9月、東大の中内啓光教授と京大iPS細胞研究所の江藤浩之教授らが開発したiPS細胞から血小板を生産する技術の事業化を目指し設立された会社。
会社名
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株式会社メガカリオン Megakaryon Corporation
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所在地
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京都市下京区中堂寺粟田町93京都リサーチパーク6号館
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代表
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三輪玄二郎
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設立
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2011年9月9日
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資本金
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29億2047万円
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資本準備金
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役員(代表除く)
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渡部 素生取締役 最高技術責任者
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赤松 健一取締役 最高執行責任者
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芦田 耕一社外取締役 (株)産業革新機構
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澤邉 岳彦社外監査役 (株)産業革新機構
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京都開発センター
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京都市下京区中堂寺南町134京都リサーチパークKISTIC
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京都市下京区中堂寺南町134京都リサーチパーク2号館
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東京オフィス
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東京都港区白金台4丁目6番1
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東京大学医科学研究所1号館337
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事業目的
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iPS細胞株から高品質の血小板及び赤血球を産生し、献血に依存しない①計画的安定供給が可能で、②安全性が高く、③医療コストの低い、血液製剤を開発する。
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株主
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三輪玄二郎、江藤浩之、中内啓光、渡部素生、赤松健一、iPSアカデミアジャパン(株)、(株)iCELL、(株)産業革新機構、SMBCベンチャーキャピタル(株)、三菱UFJキャピタル(株)、みずほキャピタル(株)、日本アジア投資(株)、(株)ケイエスピー、ニッセイ・キャピタル(株)、DBJキャピタル(株)、みやこキャピタル(株)
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<関連会社>
会社名
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株式会社 iCELL(アイセル) iCELL, Inc.
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所在地
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東京都港区東新橋1丁目10番2-2505号
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役員
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三輪 玄二郎 代表取締役社長
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渡部 素生 取締役CTO
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中内 啓光 社外取締役、(東京大学医科学研究所教授、兼スタンフォード大学幹細胞生物学・再生医学研究所教授)
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設立
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平成21年9月
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資本金
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1億5千万円
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資本準備金
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事業目的
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中内啓光教授の発明によるiPS細胞等多能性幹細胞から膵臓・肝臓・腎臓等の臓器を再生する特許、及び免疫T細胞をiPS細胞を経てT細胞に戻し再活性化する特許(いずれも東京大学等より独占ライセンス権を取得済)を効率的に管理し、子会社を通じ事業化を目指す。
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株主
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中内啓光、三輪玄二郎、渡部素生、アルディート・アセット・マネジメント(株)
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関連会社
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(株)メガカリオン、(株)キマエラ、ChimaERA USA,Inc.、(株)アドバンスト・イミュノセラピー
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[ 2017年8月 8日 ]
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