アイコン テスラ 「モデルX」販売好調で売上高倍増 赤字も過去最大

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米電気自動車(EV)大手テスラの第2・四半期(6月30日まで)決算は、売上高が27億9000万ドルと、前年同期の12億7000万ドルから倍以上に増加した。しかし、「モデル3」の生産に伴う先行投資により、損失は過去最大となった。

ただ、量産型セダン「モデル3」の毎日の予約台数が1800台(予約注文総数は約36万台)を超えていると明らかにしたほか、下半期の「モデルS」の納入台数が増加するとの見通しを示した。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週、最初の「モデル3」の製造にあたり、同社は6ヶ月間、製造地獄に直面すると発言していた。

「モデル3」製造に伴う先行投資で資金枯渇が噂されていた同社は、6月30日時点で、依然30億ドルの手元流動性を確保していた。

テスラは、「モデルS」の需要が拡大しているとし、その相乗効果で下期には「モデルX」の納入台数も増えるとの見通しを示した。

株主帰属の純損失は、▲3億3640万ドルの赤字、前年同期の▲2億9320万ドルから拡大している。

同社では、「モデルS」の納品を開始しているが、まず、従業員の予約者に対して納品を行い、問題点の改善をしてうえで、秋以降、一般の注文者に対して、順次納品していくとしている。

同社で心配されるのは、大幹部が次々に辞めていることだけだろう。

同社の来年の第2・四半期の売上高と利益が、どれほど伸びているか期待される。

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[ 2017年8月 3日 ]

 

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