アイコン 核弾頭 迎撃により起爆不能 多弾頭ミサイルならば迎撃不能

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防衛省の前田哲防衛政策局長は10日の参院外交防衛委員会で、核兵器が搭載された弾道ミサイルを自衛隊が迎撃した場合、一般論と断った上で「迎撃により起爆装置などの機能は喪失する。核爆発による被害は発生しない」との認識を示した。

米報道によると、米国防当局は北朝鮮がミサイル搭載可能な水準まで核弾頭の小型化に成功したと分析している。
政府はこれまでに、サリンなどの化学兵器が搭載された弾道ミサイルを迎撃した場合も、破壊時の熱などで無力化されるとの見解を示している。
以上、

ロシアなどは、アメリカが迎撃ミサイルを開発したことから、その迎撃を不能にする多弾頭ミサイルや偽装弾頭搭載ミサイルを開発している。
北朝鮮の現状は単弾頭だろうが、このままでは、いずれ、多弾頭やフェイク弾頭搭載にする可能性が高い。また、北朝鮮が大量に一斉にミサイルを発射した場合、何個か迎撃できても残りの大勢は迎撃できない。(弾頭の中は核あり、VXあり、細菌あり)
これは、現実論として、米国で現在議論されていることだ。そのため、前田局長も一般論として説明している。

専守先制攻撃ミサイル導入したい小野寺五典防衛大臣。
日本は、攻撃を回避するため、ミサイルなどの発射の兆候のある敵陣を先制して攻撃ミサイルで破壊するという。北朝鮮の場合、移動式のミサイル発射台がほとんど、どうやってその兆候を把握するのだろうか。
日本の政権おかれた状況は、今のトランプ政権と一緒ではないのだろうか。

抑止力としての地対地・艦対地・空対地の攻撃用ミサイルは必要だろうが、先制攻撃は相手がフェイクの場合もあり、危険極まりない。

小野寺氏は、極東では米軍と一緒になり、相手に対して攻撃したいお方のようだ。
日本軍が北朝鮮を攻撃することにより、北朝鮮から反撃を受けるのは日本国土、アメリカ本国の国土は何も被害を受けない。クソのトランプ政権と心中したいのだろう。少なくとももっと米国の大統領らしい大統領ならば、場合によっては心中もよろしかろうが、どう見ても家族経営の不動産屋そのままのホワイトハウスの主・トランプと心中するのには嫌悪感が先立つ。

どうにでも解釈できる武力行使の3要件の第一項における集団自衛権の発動は、日本国土に危険をもたらす。
集団的自衛権は自衛隊が、質実ともに日本軍に完全になった時に導入すべき軍事戦略ではないのだろうか。地対地弾頭ミサイルさえ開発も、保有もしていない自衛隊にとって、危険極まりない。自衛隊を早期に日本軍に昇格させることが必要だ。
そのための憲法改正ならば、議論もされようが、自衛隊の存在を憲法に謳うという子供騙しのような改正では、直面している現実とかけ離れすぎている。永遠に、国会答弁のような捻じ曲げた解釈論で押し通すのだろう。

北朝鮮がグアム海域に火星12を4発撃ち込むというが、日本の国土の上空を飛ぶという。それこそ、日本は米軍とは関係なく、火星12号ミサイルを撃墜すべき問題ではないのだろうか。撃墜できるかどうかは別にして、そのように、北朝鮮に対して警告しておくべきだ。

<安倍政権の武力行使の3要件>
1、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること
2、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと
3、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
旧3要件とは、1だけが異なり、旧では、「1、我が国に対する急迫不正の侵害がある(場合)。」が、上記1、のように集団的自衛権条項に変わった。

<多弾頭ミサイル>
落下させるときは弾頭だけ。大気圏突入できる品質が要求される。火星12号はロフテッド軌道での打上げで、高度2000キロに達した。通常起動ではかなり低くなるが、それでも高いところを飛行する。開発中のSM3-ⅡAは高度2350キロ(開発済みの-ⅠAは600キロ)、THAADは150キロ、PAC3は20キロという迎撃3段構え。

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[ 2017年8月11日 ]
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