アイコン 中国の7月の自動車販売台数6.2%増の197万台  好調維持の日系車・・・

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中国自動車協会(=中国汽車工業会)が8月14日発表した7月の自動車生産台数は、前年同月比4.8%像の205万9千台だった。
1~7月の自動車生産台数は、前年同期比4.7%増の1,558万5千台。

7月の自動車販売台数は、6.2%増の197万1千台。
1~7月の自動車販売台数は、前年同期比4.1%増の1,532万5千台。
乗用車の販売台数は、昨年までの伸びはすでに鈍化し、調整局面にあるものと推定される。
2016年14.9%増(減税効果あり)、2015年7.3%増、2014年9.9%増、2013年15.7%増。

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<7月の日系メーカー>
日系勢で首位になったホンダは、「シビック(Civic、思域)」の販売が引き続き好調で、「エリシオン(Elysion、艾力紳)」、「ジェイド(Jade、傑徳)」、「XR-V」の販売が大きく増え、増加は持続し、1~6月までの中国の乗用車販売台数が前年比1.9%しか伸びていないにもかかわらず、18.7%と大幅に増加させている。
2位のトヨタは、小型車「カローラ(Corolla、卡羅拉)」、コンパクトセダン「レビン(Levin、雷凌)」のセダンは販売好調だが、6月よかったSUV「RAV4」は、まだ、米国のような強力ラインには育っていないようだ。
3位となった日産は、「ティアナ(Teana、天籟)」、セダン「シルフィ(Sylphy、軒逸)」、SUV「エクストレイル(X-TRAIL、奇駿)」・「キャシュカイ(Qashqai、逍客)」及び「ムラーノ(Murano、楼蘭)」の販売が好調だった。
4位のマツダは、SUV「Mazda CX-4」やセダン「アクセラ(Mazda3 Axela、昴克賽拉)」の販売が好調だった。

今年に入り、1600CC以下の小型車の減税幅が半減したこともあり、全体の販売台数の伸びが鈍化している中、日本勢は堅調に推移させている。
価格帯が安価な韓国勢(現代・起亜)が、THAAD問題で不買運動に晒され、日本勢はその余波を受けているとも指摘されている。しかし、価格帯が異なり、現実は、価格が安く、品質が向上してきた中国勢に食われているものと見られる。
また、減税対象の小型車で販売台数を伸ばしてきた独系と米系は、減税幅が半減したため、その伸び率を落としている。

7月の中国での日系車の販売状況/マークラインズ
2017年
7月
1~7月
 
台数
前年比
台数
前年比
ホンダ
113,803
11.6%
757,970
17.6%
トヨタ
108,900
11.4%
732,900
6.2%
日産
104,794
14.2%
755,319
7.6%
マツダ
23,028
7.1%
158,568
14.1%
・輸入車含む、中国汽車工業協会の数値とは異なる。

 

[ 2017年8月15日 ]
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