アイコン トランプ オルタナ右翼のバノンを切らなければ先はない 軍幹部も異例の批判

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昨年の大統領選挙、オルト・ライトの活動家たちは、ドナルド・トランプの最も熱狂的な支持者となった。右派ニュースサイト「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」のスティーブ・バノン会長は(昨年)7月、自分たちは「オルト・ライト運動のプラットフォーム」だと語り、(昨年)8月にはバノン自身がトランプ陣営の選挙対策本部の最高責任者に任命された。

そのバノンは、トランプ大統領誕生の最功労者として、アメリカ合衆国首席戦略官・大統領上級顧問としてホワイトハウス入りし、白人至上主義者の象徴になり、その活動を煽っている。
こうしたバノンのホワイトハウス入りは、人種差別・宗教差別の元凶ともなっているが、白人ナショナリズムの右翼運動「オルト・ライト(=オルタナ右翼)」という極右勢力が、大統領就任の1月20日、アメリカ政治の中心へと躍り出た瞬間でもあった。

民主党支持者が圧倒しているバージニア州シャーロッツビルで、アメリカで白人至上主義などを掲げるグループが再三集会をこれまでにも開催、12日は、これに抗議するグループと衝突し、白人至上主義者の20代のメンバーが、集会に反対する団体に対して、車両を猛スピードで突っ込ませ、死傷者多数を出した。
しかし、トランプ自身が仮面をかぶった白人至上主義者であるため、「双方が悪い」と発言してまたまた炎上させている。

この事件をめぐって、トランプは当初、「双方が悪い」とし、白人至上主義などを明確に非難せず、人種差別への問題意識が十分ではないなどと反発が広がったことを受け、2日後には、ホワイトハウスが白人至上主義団体のKKK=クー・クラックス・クランなどを名指しで批判した。しかし、15日には自らが、抗議した市民グループも非難し、「双方に責任がある」と主張した。

これに対して与党・共和党からも批判が強まっていて、ともに大統領を務めたブッシュ氏親子は16日、連名で声明を出し、「アメリカは常に人種差別を拒絶しなければならない」と指摘した。

また、議会上院の共和党有力議員のグラム氏(ヘリテージ財団所長)も声明で、「トランプ大統領の言葉は国民を分断している」と非難した。

トランプの発言をめぐっては、大企業の経営者らが大統領の助言役を次々と辞任し、助言機関が解散に追い込まれるなど、政財界でトランプ大統領と距離を置く動きが広がっている。

米軍制服組トップ相次いで人種差別など異例な批判
アメリカ軍の陸海空海兵隊の制服組トップがそろって人種差別や過激主義を批判し、アメリカのメディアは異例の動きだと伝えている。
 
海軍の制服組トップのリチャードソン作戦部長は12日、今回の事件について海軍のホームページに、「容認できず、大目に見てはならない。海軍は、憎悪と不寛容に立ち向かっていく」とするコメントを掲載した。

また、15日には、海兵隊のネラー総司令官が、ツイッターに、「海兵隊には、人種をめぐる憎しみや過激主義の居場所はない」と投稿した。

さらに、陸軍のミリー参謀総長は16日、「陸軍は人種差別、過激主義、憎悪を許容しない。これは、われわれが支持してきた価値観、そして、あらゆることに反する」とツイッターに投稿した。
空軍のゴールドフェイン参謀総長も「仲間の参謀総長などとともにある」と投稿した。

政治的な発言には、極めて慎重なアメリカ軍の陸海空海兵隊の制服組トップがそろって人種差別や過激主義に対する批判の声を上げたことについて、アメリカのメディアは異例の動きだと伝えている。
以上、
今でも共和党支持者から8割の支持を得ているトランプ、その中核をなし、リードするのがオルタナ右翼、トランプ大統領誕生は、オルタナ右翼の象徴であるバノンを選対本部長に任命したときから始まり、その貢献によりトランプ大統領が実現し、今やトランプ政治に深く関与している。

トランプは、ユダヤ人に対して虐殺の限りを尽くしたドイツ人、幼いときに親と共にアメリカに移住したため、その反省の教育も受けず、白人至上主義者にのめり込んでいる可能性が高い。ヒトラーに近づいているのかもしれない。また、米国大統領は何でもできると勘違いするほど金正恩にも近いのかもしれない。
時たまヒスパニックや黒人たちを持ち上げたりするのは、単なる演出に過ぎないと見たほうが正解だろう。そうしたパフォーマンスはすべて偽善行為と見れば理解もしやすい。
どんなにいかれた野郎でも、米国民が選んだ大統領だ。
それもどっちつかずでリーダーシップ0のオバマの後任者だ。どっかに似ている。

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[ 2017年8月17日 ]

 

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