アイコン 第7艦隊アーコイン司令官解任か ハッカー攻撃の調査も開始

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米WSJ紙は22日、米海軍は、衝突事故が相次いでいる第7艦隊のアーコイン司令官を解任する方針だと報じた。
事故を受けて米海軍は、全世界で艦隊運用を一時停止する措置を取ることも決めている。
 第7艦隊に所属するイージス艦を巡っては、日本時間の21日、「ジョン・S・マケイン」がシンガポール沖のマラッカ海峡近くでタンカーと衝突したほか、6月にも静岡県・伊豆半島沖で「フィッツジェラルド」がコンテナ船と衝突している。

ジョセフ・P・アーコイン司令官は中将、2015年9月から第7艦隊の司令官となっている。
1998年から10年間、横須賀を母港とした空母キティホークの第5空母航空団司令官、2013年からは海軍作戦本部次長を歴任していた。

伊豆半島沖で「フィッツジェラルド」では、監視ミス、操船ミスが疑われており、艦長・副艦長ら3人がすでに解任させられている。今回の「ジョン・S・マケイン」の衝突は、衝突直前に操舵システムの故障も疑われているが、故障した場合は、補助システムに切り替えることになっており、また、日ごろのメンテの問題など、すべて同艦の長と所属する第7艦隊の司令官に責任がある。今回の衝突では10人の乗船員が死亡もしくは行方不明になっている。

 操舵システムの故障の痕跡があるとされているが、サイバー攻撃による可能性も調査対象となっている。

第7艦隊アーコイン司令官の上はアメリカ太平洋軍司令官、ハリー・ビンクリー・ハリス・ジュニア司令官(日系人)であるが、米韓の合同軍事演習や南シナ海での「自由の航行作戦」など指揮している。

ハリス司令官は、4月の中国習・トランプ会談で、習が異動を要請したとされ、質問された中国の報道官は、いずれ異動や退任の時期が来ると茶を濁していた。そうしたことからもハッカー攻撃の可能性は否定できない。
中国習が、ハリス司令官を異動させたところで、米トランプ政権は、陸軍及び、より強硬派の海兵隊の大将3人が、米国家安全保障会議(NSC)のメンバーになっている。

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[ 2017年8月23日 ]

 

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