中央道土砂崩れ 窯産廃廃棄40年前から「丸釜釜戸陶料」 家宅捜索
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岐阜県瑞浪市の中央自動車道で起きた土砂崩れで、県警は24日、崩落した山肌付近に不要となった窯業原料を不法投棄したとして、廃棄物処理法違反容疑で同市の窯業原料製造会社「丸釜釜戸陶料」を家宅捜索した。
同社は産業廃棄物処理の許可を得ていなかった。
中央道に流れ込んだ約700立方メートルの土砂に、同社が投棄していた廃棄物が含まれていたことが21日の岐阜県の立入調査で判明していた。
同社の水野辰英会長は、記者団に「違法という認識はあったが、慣例に従い捨てるよう命じていた。40年前からだったと思う」と述べていた。
土砂崩れは18日夜に発生。
通り掛かった車4台が巻き込まれ、子供2人を含む大阪府と長野県の男女6人が重軽傷を負った。
以上、
路肩の管理をすべき道路管理業者や県が、黙認していたものとも見られる。
同社は2000年ころIOS9001を取得しているが、産廃の工場用地の斜面廃棄は40年前から続けられており、認証検査に問題があったと見られる。
社名
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丸釜釜戸陶料(株)
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本社
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岐阜県瑞浪市釜戸町3115-2
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東京事務所
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東京都中央区日本橋横山町1-4林屋ビル206
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取引銀行
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十六銀行、大垣共立銀行、東濃信用金庫
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1854年
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釜戸長石の採掘開始
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1929年
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カネ共陶料を設立
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1950年
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丸釜釜戸陶料(株)設立
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2000年
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IOS9001を取得(J QA・QMZ11322)
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産廃のトレサビリティに欠陥があるにもかかわらず取得、認証機関に問題あり。
一般財団法人・日本品質保証機構が交付。
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[ 2017年8月24日 ]