アイコン 原油価格急落、ガソリン価格急騰 ハリケーン「ハービー」で石油精製施設被害

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米南部テキサス州に25日夜に上陸した大型ハリケーン「ハービー」がもたらした豪雨などで「壊滅的」(米メディア)な被害が出た全米第4の大都市ヒューストンなどでは、当局が27日も洪水で孤立した住民らの救援活動を続けた。米メディアによると、27日までに少なくとも住民5人が死亡、十数人が負傷した。
テキサス州のほかルイジニア州も深刻な豪雨被害が出ている。
「ハービー」のhPaは、カテゴリー1で弱いものの、巨大で、豪雨被害が各地で出ている。(台風とは少し異なるようだ)

米石油大手エクソンモービルは28日、テキサス州にある国内で2番目に大きな石油精製施設の稼働停止に入った。
同州は、世界的に有名な石油・化学産業の集積地で、中東産原油、メキシコ湾の海底油田産、米国産原油、シェールオイル、オイルサンド産原油などを精製する石油精製施設が集積している。米国内外で今後、燃料不足の懸念が高まる恐れが出てきている。

28日のWTI原油価格は、原油量の蓄積が増加するとの懸念から▲1.10ドルの大幅安の46.77ドルまで下げている。
米国のガソリンの先物相場は、一時、2年ぶりの高値になっている。
メキシコ湾の原油生産はハービーの影響で▲19%(33万バレル相当)減産となっている。

宇宙ステーションから撮影された「ハービー」
http://n-seikei.jp/2017/08/harvey.html

↓ 港湾都市ヒューストン=Houston=Texas 8月27日・ロイター
0829_02.jpg

 

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[ 2017年8月29日 ]

 

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