アイコン 韓国の生理用品「リリアン」で健康被害か TVOCとの関係も調査へ

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韓国の製紙メーカー「ケックタンナラ(元、大韓パルプ、英語名:Klean Nara)」の生理用ナプキン「リリアン」を使用したところ健康被害が出たと一部の消費者からこのような声が上がっていることを受け、韓国食品医薬品安全処(食薬処)が調査に乗り出した。

一部の消費者は、「リリアンの生理用ナプキンを使用したところ経血量が減り、生理痛がひどくなった」などと訴えた。また、生理不順になったという人もいた。
 このようにリリアンへの否定的な反応が相次いだため、

メーカー側は、「リリアン」の公式サイトで製品の全成分を公開した。
 メーカー側は、「『リリアン』は、食薬処の基準をクリアした安全な製品」だとして「全ての材料は安全性の検証を受けており、開発から生産まで厳格な管理の下で清潔かつ安全に作られている」と説明。
また、「お客さまの安全を最優先に考えている。今後も誠実な気持ちでお客さまに満足していただけるよう最善を尽くしたい」とも述べている。
 しかし、消費者の不安が一向に解消されないため、食薬処は定期的に実施している生理用ナプキンの製品検査に「リリアン」も含めることを決めた。
また、食薬処が進めている研究事業でも「リリアン」の製品に対する調査を実施すると発表した。
以上、報道参照

別の報道では、食薬処の関係者は「生理用ナプキンからTVOC(総揮発性有機化合物)の検出結果を受け、TVOCが韓国の生理用ナプキン「リリアン」からも実際に検出されているのか、これらの物質が、女性たちが訴える症状と因果関係があるのかなどの検査を行っている」と明らかにしたと報じている。また、女性たちのサイトでは数百件の問題提起がなされているという。

食薬処が市販されている「リリアン」の成分調査を9月までに実施する。

使用材料に個人的に過剰反応した可能性、
材料納品業者が異物を混在させた可能性、
生産工程のトラブルでTVOC(シックハウス症候群物質ともされ発がん性物質もある)の残留濃度が異常だったのか、
それとも・・・。

女性の必需品であり、女性にとっても販売するメーカーにとっても大問題。

TVOCの検出だとしても、何の成分が検出されたかなより、人体への影響は異なる。

TVOCの13物質
総揮発性有機化合物
トルエン
キシレン
エチルベンゼン
スチレン
アセトアルデヒド
ホルムアルデヒド
テトラデカン
パラジクロロベンゼン
クロルピリホス
フタル酸ジ-n-ブチル
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
ダイアジノン
フェノブカルブ
 

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[ 2017年8月22日 ]

 

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