アイコン ATP作動せず激突 平昌五輪向け試験走行列車 死傷者

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13日午前4時30分ごろ、京畿道楊平郡を走る首都圏電鉄・京義中央線のソウル方向の線路で、試験運転中の列車が、停車中の列車に追突する事故があった。

この事故で、動いていた試験運転中の列車に乗っていた機関士(45)が死亡し、別の機関士(64)は、あばら骨骨折の重傷で病院に搬送された。このほか2台の列車の機関士と信号手ら5人が軽傷を負った。

韓国鉄道公社(KORAIL)によると、2台の列車は最近、自動列車停止装置(ATP)の改良作業を終え、この日は早朝、作動テストを実施していた。

ATPは、制限速度を超えたり、前方に別の列車がいたりすると、機関室に異常信号を送り、自動で列車を停止させる装置。

2台の列車は、来年2月9日に開幕する平昌冬季五輪で、選手団と観客を円滑に輸送するために、水色-西原州区間(108.4キロ)の運行速度を従来の時速100キロを150キロに引き上げる予定だった。
速度を速めると事故の危険も高まるため、ATPを改良していた。

この日午前4時に西原州駅を5分違いで出発した2台の列車は、楊平駅までは間隔を保って運行していた。
先行する列車は、楊平駅の手前でATPの作動確認のために停止したが、後続の列車が停止せず、そのまま衝突した。

KORAILと鉄道施設公団は、今回の事故がATPの故障なのか機関士の過失なのか、原因を調査している。
以上、

そもそも今の列車には、人の運転では判断ミスしたり、危険情報把握が遅れたり、適時に情報が伝わらなかったりするために、自動列車制御装置(ATC)、自動列車停止装置(ATS、ATP)が機能するように、設定されている。高速鉄道ならばなおさらのことだ。
当然、追突した列車は制御装置が作動しなかったということになる。
ATP改良時になんらか問題が生じていたのだろう。
そうした危険性を排除するため試験走行して検査していたもの。
運転手が死亡するほど激突している。

両列車は試験走行中であり、万が一のことを考え、後続列車のATPの作動を先行列車と同一線路内で行う試験方法そのものが大間違いだったのではなかろうか。
 平昌冬季五輪関係は、なかなか明るい情報が伝わってこない。
まさかこうした制御機器が韓国製はあるまい。

[ 2017年9月14日 ]
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