アイコン 「亀山亭ホテル」の(株)亀山亭(大分・日田)/特別清算 営業別会社で継続

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明治7年創業の老舗観光旅館「亀山亭ホテル」の(株)亀山亭(大分県日田市隈1-3-10、代表清算人:諌山高之)は8月23日、大分地裁日田支部において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約8億円。

同社は明治7年創業の日田温泉の老舗観光旅館。平成12年にリニューアルオープンさせ、筑後川水系の三隅川河畔にあり、鵜飼いの屋形船も営業、日田温泉でも3本の指に入る政府登録国際観光旅館「亀山亭ホテル」(8階建、8階に露天風呂)として営業し、平成22年には皇太子徳仁親王が、28年には秋篠宮文仁親王も宿泊されていた

しかし、温泉ブーム時に、由布院や黒川温泉に客を奪われ集客力が落ち、以前は6億円以上あった売上高も3億円を切るまで減少、最近は経営不振が続いていた。

そうした中、同社は再建を図るため平成28年7月に会社分割し、(株)亀山亭ホテル(同、代表:阿部浩)に現業部門を譲渡、同社は今年3月解散を決議していた。

今回の九州豪雨による営業毀損による破綻ではない。

日田市は筑後川が流れ、江戸時代には幕府の天領として栄え、豆田町を中心に、小京都といわれるほどの観光名所、観光スポットが市内や市外各所にある。温泉郷としても昔から知られている。紅葉の季節、世界一の涅槃像が見られる九重連山も近い・・・喧騒から逃れて悠久の時間をすごされてはいかがだろうか。

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[ 2017年9月 4日 ]

 

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