ジェットとロケットの併用エンジンの世界初の開発 PDエアロスペース
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宇宙船開発ベンチャーのPDエアロスペース(名古屋)は12日、大気中の空気を使うジェット燃焼と、酸化剤で燃料を燃やすロケット燃焼を1台のエンジンで併用して切り替える実験に成功したと発表した。
同社によると、単一エンジンでの切り替え成功は世界初という。
宇宙船の重量を軽くし、製造コストを抑えるのが狙いがある。
同社は、このエンジンを実用化し、2023年の宇宙旅行サービスの開始を目指している。
実験は7月24日に愛知県碧南市の同社の拠点で実施し、切り替えも含めて約3秒間の燃焼に成功。その後、データの検証などを続けていたという。
同社は、航空機型の機体を再利用する、低コストな宇宙旅行の実現を掲げている。
燃焼モードが切り替えられれば、ジェット燃焼で上空へ飛び、高空からロケットエンジンで成層圏へ打ち上げられ、宇宙からの帰還時にジェット燃焼に戻し、航空機のように安全に滑走路に着陸することもできる。
昨年12月には、エイチ・アイ・エスと、ANAホールディングスから約5千万円の出資を受けた。
今後は、2018年10月に高度100キロへの機体の到達、帰還を目指して、開発を加速させるという。
以上、
檻衛門の北海道より、実知識持つエンジニアだけに期待度が高い。
会社名
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PDエアロスペース株式会社
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住所
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名古屋市緑区有松3519番地
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代表
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緒川修治
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R&Dセンター
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愛知県碧南市須磨町5番地25(6号地)
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設立
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2007年5月30日
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資本金
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6,040万円(資本準備金含む)
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従業員数
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5名
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チーフエンジニア
緒川修治
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東北大学大学院航空宇宙工学専攻修了
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三菱重工の新型航空機開発プロジェクト参加
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アイシン精機にて自動車エンジン部品開発担当
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[ 2017年9月13日 ]