アイコン 守銭奴の中国企業 密輸後絶たず 核・ミサイル用合金輸出か タングステン・アルミ合金

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今年4月ごろ、中国の民間企業が北朝鮮に対してミサイル開発に必要な物資を密輸していたと、中朝貿易に精通する北朝鮮関係筋が明らかにしたと18日朝日新聞が報じた。

北朝鮮が日米韓の予測を上回る速度で核やミサイル開発を進めている背景には、密輸やハッキングなどを駆使している可能性が高い。米国は情報戦略の見直しも迫られている。

同筋によれば、2017年4月ごろ、北朝鮮と取引があった中国民間企業が、ミサイル開発に必要な高純度タングステンとアルミニウム合金を北朝鮮の中央科学技術貿易会社に密輸した。詳しい輸送経路や数量は明らかになっていない。
中国企業は当時、高速道路建設工具用と偽り、輸送には船舶を使ったという。
同筋は「中国側の実務当局者が黙認した可能性もある」と指摘した。

タングステンは硬度が高く、弾に使われると貫通力が増すとされる。アルミニウム合金も強度が高くて軽いため、ミサイル開発にも用いられる。
北朝鮮は、ウラン濃縮に必要な遠心分離器を作るため、アルミニウム合金をロシアなどから輸入したこともある。

北朝鮮の動向を専門にする韓国の軍事関係筋によれば、中国には、米国が2016年9月に制裁対象にした遼寧鴻祥実業集団(中国当局、米制裁による後追い逮捕)など、北朝鮮との貿易を通じ、核ミサイル開発に協力する企業が十数社あるとされる。
2011年8月には、中国軍系企業が弾道ミサイルの運搬・発射用の大型特殊車両4両を北朝鮮に輸出した。中国はこの車両を「木材運搬用」と説明していた。
以上、

今や、中国政府は北朝鮮から脅される立場になっているが、守銭奴の中国企業は、リスクが高くなればなるほど儲かり、禁止物資の輸出を止めようとはしない。守銭奴のロシア企業もこうした中国企業と手を組み、密輸しているという。海上貿易も盛ん?、北朝鮮が漁を許可した漁船も多い、国境線は1300キロにも及ぶ、中国政府が本腰を入れない限り、密輸は止まない。また、政府が取り締まりを強化しない限り、中国の輸出入検閲官が裏取引することは朝飯前のこと。

中国の不正は昔から役人の末端まで浸透し、今でも金でしか動かないのが現実。政府の制裁同様、役人が金欲しさに正規商品の検閲を強化・遅滞させたら、商品価値がなくなる。やはり裏の金が必要となる。中国政府の取り締まりも田舎へ行くほど、目は届かない。


 

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[ 2017年9月19日 ]

 

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