アイコン 比ドゥテルテ大統領 息子が麻薬犯ならば殺害と 「三合会」構成員の噂

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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(72)は20日、息子で政治家のパオロ・ドゥテルテ氏(42)について、麻薬密輸に関与していた疑惑が事実なら殺害するよう命じると公言した。
殺害を実行した警察官は訴追されないとも述べた。

パオロ氏をめぐっては、中国から大量の結晶メタンフェタミンの密輸を助けている三合会(香港マフィア)の構成員だとの疑惑が浮上している。
パオロ氏は今月、上院の公聴会に出席し、野党議員らの追及に対し疑惑を否定している。
20日夜、首都マニラのマラカニアン宮殿で国家公務員を前に演説したドゥテルテ大統領は、この疑惑に対し、はっきりとは言及しなかったものの、もし麻薬に関与すれば実子であろうと最も厳しい処罰を受けることになると述べた昨年の大統領選の際の主張を繰り返した。

「私の命令は、前に言った通りだ。『私の子どもたちが麻薬にのめり込むなら、彼らを殺せ。そうすれば誰も文句は言えまい』」
「だから、私は息子に言った。『お前が逮捕されるようなことがあれば、殺すよう命じた。もし、それが事実ならば、私はお前を殺した警察官を守るつもりだ』」と。

ドゥテルテ大統領は昨年、麻薬密輸人や中毒者ら10万人を殺害して違法薬物を社会から一掃すると宣言する前代未聞の公約を掲げて大統領選に圧勝した。
就任後、フィリピンでは警察の麻薬撲滅作戦で3800人以上が殺害されたほか、麻薬自警団などにより数千人が不可解な状況で殺害されている。
以上、AFP通信参照

フィリピンでは、警察官の麻薬組織との癒着も深刻な問題を投げかけている。
韓国の実業家がマニラ警察本部で警察官により射殺される事件も起きていた。上層部の警察官から金を要求されたと見られている。

ドゥテルテの息子が麻薬常習者とは、タバオ市で当時のドゥテルテ市長(現大統領)の裏組織の元構成員が証言していた。裏組織は麻薬犯罪者たちを組織的に殺害していたと証言、また、ドゥテルテ市長も麻薬犯罪者を殺したと国会で証言していた。・・・大統領は証拠もなく当然否定。
 
  メキシコもドゥテルテ並みのことをやらなければ、麻薬組織を壊滅することはできないだろう。

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[ 2017年9月22日 ]

 

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