記事は、現在日中間に存在する各種の問題の多くは「意地の張り合い」によるものだと論じ、解決が難しい一方で「容易に避けて通れる」ものだと指摘。
「両国の対立は、互いに大国化を目指す中で生じる衝突が原因。しかし、重要なのは、日本がアジア最強の国であるという時代はすでに過ぎ去ったということ。国家戦略を調整して、新たな情勢への適応に努めることが、未来に向けた唯一の戦略である」と、日本側が中国の台頭を受け入れるべきと論じた。

そして、「日中の友好路線回帰は、理性的な選択だが、昨今は、中国でも日本でも強硬姿勢が国内世論に喜ばれる傾向にある。米国の存在やネット世論の影響力上昇により、日中友好のハードルはとても高くなっている」と憂慮を示す一方、「５年の時間を経て、中国はより寛容になり、日本社会の対中認識もより客観的になった。一挙に改善することは難しくとも、改めて両国が近づく要素を少しずつ積み重ねていくことは十分に可能だ」と前向きに論じた。
以上、

中国の記事はすべて検閲されており、特に中国共産党の機関紙人民日報やその傘下の環球時報の記事は、当局を代弁したものでもある。・・・評価される。

大国となった中国は誰もが認めるところであるが、春秋戦国時代ではあるまいし、軍事力による一帯一路戦略=覇権主義による中国の脅威が世界各国のバランスを崩し、不安定化させているもの。また、最大の北朝鮮の友好国ながら、核・ミサイル開発を強行に進める北朝鮮に対して積極的なアプローチもせず、米トランプさえも弄んでいる中国に呆れ帰っているだけだ。