和歌山県警察本部 3か月半の休日がわずか2日 50代警視自殺 公務災害に認定
平成25年に、和歌山県警察本部の50代の警視が自殺。
原因が長時間労働による精神的なストレスだとして、民間企業の労災にあたる公務災害に認定されていたことがわかった。
以上報道より参照
警視は夏の8月に自宅で自殺しているのが見つかった。
発表によれば、元警視は亡くなるまでの3か月半の休日がわずか2日だったという。
世間でもブラック企業が騒がれているが、公務員のお偉いさんでも休みも無く働かせられると異常をきたす場合がある。
おととし、和歌山県警察本部の50代の警視が自殺したことについて、長時間労働による精神的なストレスが原因だとして、民間企業の労災にあたる公務災害に認定されていたことが警察本部への取材でわかりました。
公務災害と認められたのは、和歌山県警察本部の警備部に所属し、おととし死亡した当時54歳の男性の警視です。
県警察本部によりますと元警視は、おととし、和歌山県で開かれた国民体育大会や全国高校総体に向けて交通規制の計画立案などを担当していましたが、この年の8月に自宅で自殺しているのが見つかりました。
警察によりますと、元警視は亡くなるまでの3か月半の休日がわずか2日で、1か月あたりの時間外労働は最大で239時間にのぼったということです。
これを受けて遺族が民間企業の労災にあたる公務災害の認定を地方公務員災害補償基金に申請したところ、去年11月、自殺したのは長時間労働による精神的なストレスが原因だとして、公務災害に認定されたということです。
和歌山県警察本部警務課は、「全職員が心身ともに健康に過ごせる職場環境づくりに努めてきたが、今後さらに取り組みを進めていきたい」とコメントしています。
配信10月12日 19時49分
和歌山 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044750721.html