アイコン 日曜雑感 現象としての「小池百合子」

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ネットみて笑った。「前原ころころ、どんぶりこ、小池にハマって、さ~大変」こんな歌がネットに流れている。

まさに前原さんの今の心境だろう。

(農と島のありんくりん)を読んでみて納得です。

農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/

移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する

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作業中に高いところから顔面落下。下はなんと砂利道。息をするだけでアバラが痛み、顔は青アザという始末です。 オレも若いな。
おまけに手までくじいたみたいで、キイボードを操るのも痛い。またタイプミスが増えそうです。(言い訳)
さて、コメントを読まして頂くと、小池懐疑派のほうが多いようです。
まぁ、だろうな、とは思います。私もゼンゼン信じていませんから。
私が見ているのは、あくまで彼女の起こした「現象」です。今起きていることはなにか、理念にとらわれないで見てみましょうよ、ということです。
この数週間を見ないと、理念的なことによる判断を下すには早すぎるというのが私の意見です。
自民党の政治家の多くは、政治というのは折れ合うことだと考えているでしょうが、小池氏の政治的師匠だった小泉翁は違いました。
権力は行使して初めてパワー足り得るのだから、握った刃は自分の野望のためだけに使うのです。
この冷酷非情があって、郵政反対派に刺客を立てるというパーフォーマンスが可能だったのです。
弟子の小池女史もそれを踏襲するでしょう。今、立ち上げた個人商店・「有限会社希望」には金がありません。
女史は自分の権力と金を天秤にかけて競り合わせるでしょう。
どぎつい表現をお許し願えれば、「あんた入りたかったら持参金が高くつくよ。リベラルの衣装を脱ぐのはあたりまえ。金持って来なさい、事務所と後援会持って来なさい」ということです。
一説巷間では2千万円くらい匂わせているとも聞きます。選挙費用が600万。その差額が「有限会社・希望」に入るという仕掛けです。
要は、入れて得か損かという比較衡量をされているのです。
小池女史の胸先三寸ですべてが決まります。公権力の東京都ですらこの1年間徹底した側近政治を敷き、都議会を無視し続けた女史ですから、ましてや自分が作った私党なんですから。
このような政治家である小池女史がやることは破壊です。
まずは都政を半身不随にして、次は野党第1党を解体へと追い込みました。現在はこの段階です。
民進党の解体は、事実上戦後リベラルの大絶滅を招きかねない破壊力でした。
まだこの「現象」の余震が、どのように労働界や市民運動、あるいはメディアに影響が及ぶかもうしばらく見ないと分かりません。
今の時点で言えそうなことは、排除された旧民進党議員を中心にして、安倍憎しから小池憎しに転じるリベラルが激増するでしょうね。
そして彼らは枝野氏や辻本氏を中心にして新党を結成するでしょう。前川前事務次官に党首にでもなってもらったらいかがでしょうか(笑)。
この方法なら分党ということで、応分の政党交付金がもらえますしね。
それはともかくとして、小池氏がどんな政策を掲げようと、ただの表紙であって中身はなにも書かれていないのです。
ましてや政権担当能力を問うのは、野暮というものです。
東京都も満足に運営できない人が首相になれるはずがありません。しかも幹部は民主党政権の失敗者ばかりときていますから、やる前から答えは見えています。
あくまでも小池女史という政治家は中身ではなく一過性の「現象」なのであって、「政策」ではないのです。
私たちは冷静に突き放して、「現象としての小池百合子」を眺める時ではないでしょうか。

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[ 2017年10月 2日 ]

 

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