アイコン ラスベガス自動小銃乱射58人死亡・500人超負傷 テロの可能性なし

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「自分の身は自分で守れ」
と国民の銃所持が法律で容認されているアメリカ合衆国、

1002_01.jpgヒトはキレる性格の人たちも多く、また、いつキレるか分からない潜在キレ者、キレるタイプの精神病歴者、麻薬常習者が無数存在するアメリカ合衆国、銃所持容認社会では、こうした事件が発生するのは自然の成り行きかもしれない。米国の人口3億1千万人、銃所持3億~4億丁。

アメリカでは、それが歴史上の産物だとしても、銃乱射事件などの責任は是正しない米政府と国民自身にある。こうした事件でまた銃砲販売店が大儲けするアメリカの現実が横たわっている。
米トランプさえ、前代未聞の高額の警護費用を国費で、家族も含め身辺警護させている。
米国で何事にもキレまくる代表格が米トランプで、その相棒が金正恩なのだろうか。

<事件は2.2万人観客のカントリーフェスティバル会場>
米ネバダ州ラスベガスで9月29日から3日間、中心部にあるマンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノホテル前で行われていたカントリーミュージック・フェスティバル「Route 91 Harvest」、約2万2千人の観客がいた最終日の1日夜に、銃乱射事件が発生、地元警察によると少なくとも58人が死亡、500人以上が負傷したという。

容疑者は、現地時間の1日午後10時(現地時間)過ぎ、同ホテルの32階から400メートル離れたコンサート会場に向け、1分間弱銃を乱射、その後、警察によって犯人が死んでいるのがみつがったとされ、自殺したと見られるという。

警察によると、犯人は、ラスベガス北東約130キロのメスキート在住に在住するスティーブン・パドック容疑者(64)による単独犯行で、動機など背景などは明らかになっていない。

IS系のアーマク通信は2日、「ISの兵士が実行した」とする事実上の犯行声明を出した。この中で、容疑者は「2~3ヶ月前にイスラム教に改宗した」とも述べている。
一方、警察やFBIは過激派組織との関連はないとしている。既に家宅捜索も行っている。

ホテル32階の乱射した部屋からは、ライフル銃10丁が発見されたという。(発射音からしてフルオートマチックか自動小銃)

当局は、捜索していた容疑者のルームメイト、マリルー・ダンレー(アジア系)という名の女性を発見したという。犯行に関与したかは明らかになっていない。
以上、

いったい、何発の銃弾を撃ったのだろうか。一人の人物により想像を絶する弾数が撃たれたものと見られる。
カジノの町、ラスベガスの巨大ホテルでは、これほどの重火器と銃弾が32階の部屋に持ち込まれていたが、セキュリティチェックがまったくなされていないようだ。

<銃規制できないアメリカの体質>
2011年1月、ガブリエル・ディー・ギフォーズ下院議員(女史、民主党、銃規制反対派、辞任して銃規制賛成派に改心)が、屋外で講演中に頭部を撃たれ重傷、秘書ら6人が殺害された。
2012年12月1日にコネティカット州で子供20人と大人6人が殺害されたサンディ・フック小学校の乱射事件。
2016年6月12日、フロリダ州オーランドのゲイナイトクラブで、50人死亡、53人負傷した銃乱射事件
など米国の銃乱射事件は、国民が銃の所有を許されていることから後を絶つことはない。

オバマ大統領が涙で訴えた銃規制、オンライン販売、精神病歴者などへの販売規制強化、単発銃ではなく大量殺人につながる「アサルト・ライフル」(軽機関銃並の連射能力のある重火器)の販売を止めようと議会に諮ったものの見事に否決された。
メーカー側に位置する全米ライフル協会がロビー活動(巨額公的賄賂)で共和党議員を久しく金の玉を牛耳り、民主党にも容認派がいることから、規制できない現実がある。

オーストラリアでは、1996年にタスマニアで発生した35人が亡くなる銃乱射事件を機に規制、半自動式のライフルや銃を国が買い上げることに成功、銃による事件や自殺が激減している(銃を全面禁止しているわけではない)。

<麻薬患者数と死亡者数>
米国では、麻薬と同様視されている医療用鎮痛剤オピオイドの常習者が190万人に達しているという。
2014年に薬物過剰摂取での死亡者数は全米で4万7,055人。死亡率は有色人種より白人の死亡率が高く中間層に浸透しているという(米疾病対策センター=CDC)。
米国では、問題となりオピオイド系の鎮痛剤が医療機関などから手に入りにくくなっており、ヘロインなどの麻薬に移行した麻薬患者が急増しているという。
麻薬常習者の数など各地のマフィアが資料提供してくれない限り分からないほど多い。

<銃での死亡者数>
2012年の銃による死亡者数は3万3,599人(銃による自殺者含む、負傷者は別、GunPolicy.org &シドニー大学発表分)。
銃弾の飛距離は拳銃弾で1~2km、ライフル弾で2~7km程度とされている。
米国では、毎日100人くらいが銃で死亡している。今回の事件で米トランプは「極めて邪悪な行為だ」とし、被害者に「哀悼の意」をツイッターし、現地に赴くとしている。

トランプは人気取りのためハリケーンにより大被害を受けた米領プエリトルコへ飛んだが、帰国後、充分な支援がなされているとする大統領に対して、支援が遅れているとする現地とで、ツイッターで言い争っていた。
ラスベガスは人気取りのため問題はなさそうだが・・・。

 

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[ 2017年10月 3日 ]

 

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