アイコン サマンサタバサ 中間決算下方修正、消費不況、訪日客離れも進む

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中国で韓国勢がファッションから化粧品、整形にいたるまで大ヒットさせたのは、その文化輸出(韓流ドラマ、K-POPP)にある。
日本の文化輸出は尖閣問題による日本不買と韓国の中国攻勢に押され終焉してしまった。
今日、韓国はTHAAD配備問題により中国から文化制裁を受け、日本は中国で「STAND BY ME ドラえもん」から緩和され、「君の名は.」を大ヒットさせたがアニメ止まり、中国でヒットするような「ファッションなどの実写版ドラマ映画」は、日本で映画そのものが衰退し、作品も乏しいことから、期待しようがない。

過去あった日本ロケの中国映画や日中合作映画など皆無に近い。また、呼び込むためのプロモーション力も脆弱化している。

そうした中、バック類のファッション系ブランド、サマンサタバサの中間決算予想が発表され、黒字予想が赤字に転落するという下方修正を行った。
国内の消費不況は、大企業の過去最高益とは裏腹に低迷を続け、共稼ぎする世帯は大幅に増加しているにもかかわらず、家計収入は実質で一進一退、2016年の世帯主が40歳未満では負債額が前年比16.6%も増加(総務省)し、消費活動の低迷に輪をかけている。

こうした国内の消費活動の低迷は、国の政策である企業の業績がよくなれば、落下傘効果で勤労者所得も増え、消費活動も活発化するという計算はまったく通用しない時世、明るい兆しはない。

同社は、下方原因については、リブランディング(改革)における先行費用としているが、売上高が落ち、採算性も悪化させている現実を直視する必要がある。なお、同社はアパレル事業者を買収し、アパレル事業にも参入している。
同社製品は、一目で同社製品とわかるデザインも多く、売れなくなればその影響は大きい。ブランドで売るには、まだ力が必要だろう。

 

 2018年2月期 第2四半期 予想修正
連結/万円
売上高
営業利益
←営率
経常利益
純利益
前回2Q予想
17,392
32
0.2%
22
8
今回2Q予想
15,852
-454
 
-519
-440
前回/今回比
-8.9%
 
 
 
 
前期2Q実績
17,678
26
0.1%
328
25
18年2Q期/今2Q
-10.3%
-1846.2%
 
 
 
17/5期予想
35,541
146
0.4%
70
36
今期予想/前期比
0.3%
180.8%
 
-84.3%
 
16/5実績
35,446
52
0.1%
445
-470
15/5実績
43,409
2,108
0
1,955
121
14/5実績
40,294
3284
8.2%
3370
1483

 

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[ 2017年10月10日 ]

 

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