米モルガン・スタンレーのアナリスト面談1時間で28万円
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欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)導入後、ファンドマネジャーらが、米モルガン・スタンレーの株式アナリストと1対1で1時間のミーティングを行う場合、2500ドル(約28万円)程度を請求されるケースが出てくると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
協議は非公開だとして匿名を条件に語った関係者らによれば、この費用は、1月にMiFID2が発効した後、モルガン・スタンレーが一部顧客に請求する株式調査への年間基本アクセス料とは別に設定される。
また別の関係者によると、モルガン・スタンレーは、小口の顧客1社に対し、基本的な株式調査へのアクセスならびに計5時間のアナリスト利用の料金として、利用者5人で年間2万5千ドル(約80万円)という見積もりを提示しているという。
1時間のミーティングで2500ドルというアナリスト利用料は、一流弁護士をも上回る。
昨年の調査によれば、ロンドンの一流法律事務所におけるパートナー利用料は、1時間当たり最大1100ポンド(約16万3千円)。
モルガン・スタンレーに詳しい関係者らによれば、1対1のミーティングの料金はアナリストの年功やランクによって異なるとしているが・・・。
以上、ブルームバーグ参照
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[ 2017年10月13日 ]