北朝鮮 3~4地点でミサイル移動
「ロケットマン×老いぼれ」挑発合戦
10月16日~20日 米韓大規模合同演習
10月18日~中国共産党大会
朝鮮の3、4の地域で、移動式発射台(TEL)の移動・展開が相次いで捉えられ、米韓情報当局が挑発に備えていることが13日、確認されたと韓国紙が報道している。
韓国政府消息筋によると、最近、平壌(ピョンヤン)付近や平安北道(ピョンアンプクト)地域で、弾道ミサイルを積んだTELが格納庫を出て移動する様子が、米偵察衛星によって確認された。
米韓軍当局は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星(ファソン)14」か、中長距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」の発射準備と見て、動きを注視している。火星14の射程距離を伸ばした新型ICBM級(固体エンジン)「火星13」の可能性もある。
「挑発Xデー」と予想された労働党創建日(10日)に挑発しなかった北朝鮮が、米空母打撃艦隊と原子力潜水艦の韓半島での展開に合わせてミサイル挑発を強行するという観測が流れている。
米第7艦隊所属の原子力空母「ロナルド・レーガン」は16~20日、日本海、黄海海上で、北朝鮮の海上挑発を想定した韓米合同演習を実施する。
オハイオ級原子力潜水艦「ミシガン」(1万8000トン級)も釜山港に入港している。
両国のイージス艦や潜水艦など艦艇約40隻と戦闘機、攻撃ヘリコプター、地上監視偵察機(JSTARS)などが参加する。
別の消息筋は、「米戦略兵器の武力示威に反発して、数日内にICBM級かIRBMを同時に発射する可能性にも備えている」と語っている。