アイコン ファナックと安川電機の9月中間決算 共に増収増益

スポンサード リンク
 

産業ロボット関連の両社であるが、脳味噌を販売するのか機械を販売するかで営業利益率は大幅に異なる。

共に中国景気と為替に敏感に反応する企業だ。
 
<ファナック>
工作機械用NC(数値制御)装置世界首位。
高付加価値の製造機械を動かす脳味噌を主に販売している。
 
ファナック/中間決算
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
15/3
729,760
297,839
40.8%
311,951
207,599
16/3
623,418
215,567
34.6%
229,361
159,700
17/3
536,942
153,217
28.5%
168,829
127,697
17/3期Q2
257,108
78,400
30.5%
81,254
60,174
18/3期Q2
347,612
107,396
30.9%
118,397
85,763
18Q2/17Q2
35.2%
37.0%
 
45.7%
42.5%
18/3期予想
693,000
209,100
30.2%
225,400
164,900
18/3予/17期
29.1%
36.5%
 
33.5%
29.1%
 

<安川電機>

産業用ロボット製造、独自制御技術でサーボモーターとインバーター世界首位。
アベノミクスによる円安効果を、ダボハゼの韓国勢に追い上げにあって、あまり享受していないようだ。
 
安川電機/中間決算
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
15/3
400,153
31,532
7.9%
33,884
24,819
16/3
411,260
36,730
8.9%
35,833
22,365
17/3
394,883
30,409
7.7%
31,963
20,397
17/3期Q2
187,644
13,818
7.4%
13,754
8,609
18/3期Q2
229,114
27,800
12.1%
27,457
21,095
18Q2/17Q2
22.1%
101.2%
 
99.6%
145.0%
18/3期予想
450,000
54,000
12.0%
54,000
39,000
18/3予/17期
14.0%
77.6%
 
68.9%
91.2%
 
 韓国勢は、日本勢が市場を拡大した分野をことごとく踏襲し、開発費用負担もかけず真似、安価な価格で提供し、日本勢を駆逐する戦略と戦術のみを駆使している。クレエイティブさが求められようが、すでに既存領域では中国勢が韓国勢の前に立ちはだかっている。
韓国企業は財閥などオーナー企業が多く、分析力と決断力が仲間を蹴落としてきたサラリーマン経営者の日本大手企業とケタ違いに異なり早い。中国勢は世界時間を見ておりもっと早い。

[ 2017年10月26日 ]
スポンサード リンク
 

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ