アイコン 米トランプ政権の88%は白人 至上主義鮮明に オバマの67%  人口比61%

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米トランプ新政権が発足した1月に、閣僚に女性やマイノリティが少なすぎると権利擁護団体から批判を受けたトランプ大統領は、官僚機構全体においては、最終的にダイバーシティ(多様性)を実現すると約束した。
だが、それから半年かけて、政治任用の対象となる1000人を超える上級官僚の任命を終えた時点での、トランプ政権全体の性別や人種構成はどう変わっただろうか。
最近公開された公式データによれば、政権幹部レベルと似たり寄ったり。つまり、白人の男性がほとんど。

米連邦政府の人事管理局データをロイターが分析したところ、共和党トランプ政権が任命した政治任用職の88%が非ヒスパニック系の白人で、62%が男性だった。

参考までに、民主党オバマ前政権の最終年度では、非ヒスパニック系白人の割合が67%、男性は47%と、米国全体の人口構成に近づいていた。2016年国勢調査のデータによれば、非ヒスパニック系白人は61%、男性は49%だった。

「現政権は、これまでのところ、直接的な意味で、多様性をまったく重視していない」。政府機関職員の任命状況を調べている超党派のパートナーシップ・フォー・パブリック・サービスのマックス・スティア―代表は、ロイターの分析結果を見て、そう述べた。

トランプ政権の閣僚級幹部24人のうち、白人男性は17人(70.8%)に上る。

ホワイトハウスのリンゼイ・ウォルターズ報道官に上級官僚の人事データについてコメントを求めたところ、トランプ氏はこれまで長年にわたり女性登用に力を入れてきたと述べ、先週、カーステン・ニールセン次席補佐官を国土安全保障長官に任命した例を挙げた。

9月末に発表されたデータによれば、「スケジュールC」「ノンキャリア上級管理職(SES)」と呼ばれる上級レベルの政治任用職は、6月の時点で1091人に達している。
以上、ロイター参照

上級職の88%が白人、今後、中級・下級職でヒスパニック系などが増加しても、それは単なる事務係となる。
こうした白人至上主義はいずれ追う食事新種にも向けられることになる。ホワイトハウスが腹の中では目尻を吊り上げることになる。米追随主義は、米国がそうであるように日本の利するところだけに限定すべきだろう。

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[ 2017年10月30日 ]

 

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