アイコン 日産に続きSUBARUも無資格者による完成検査 30万台超リコールへ

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海外では、輸入に際して当初の形式認証検査はあるが、認証を受けた車両の検査はない。車検制度も国によってあったりなかったり、日本はドイツと同じ新車3年以降2年の車検制度を採用している。海外では、日本のような出荷前の完成検査制度などなく、新車の場合はメーカーが責任を負う。

日産に続き、SUBARUが資格のない従業員に車の出荷前の検査をさせていた問題が浮上、会社側は、長年の慣行だったとしていて、不適切な検査が常態化していた。

SUBARUは、群馬県太田市にある「群馬製作所」で、検査の資格を取るために研修中の従業員が、国に義務づけられた出荷前の車の検査をしていたことが、社内調査で明らかになった。

これについてSUBARUは27日朝、「長年の慣行として行われ、やり方としてはずっと同じだった」としている。30年以上前からの慣行だったという。

完成検査の研修中の従業員が、検査を証明する書類に、資格を持つ検査員から借りた印鑑を押して、適正に検査をしたように装っていた疑いもあるという。

SUBARUでは、来週中にも、日産方式で、まだ車検がきていない30~40万台をリコールするという。

以上、

国は業界擁護のために、車検のほかに過去、法定点検なども義務付けたが罰則規定がないことから、金持ちだけ受けているようだ。

完成検査の検査員の資格規準も、国の基準はなくメーカーに100%任されている。

メーカーが当初から問題のある車を販売するわけでもなく、完成検査はメーカーで当然行うもの。使用中の問題点についてはリコール制度もある。

完成検査が法で必要がどうか問われる今回の問題となっている。

輸出車には必要ない。神戸製鋼の部材や製品のJIS規格違反とはまったく別物だが、車両の完成検査はその延長線上にもある。

 

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[ 2017年10月27日 ]

 

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