アイコン 2016年熊本県の観光客▲18.7%減 熊本大地震の影響

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くまもん本地震があった2016年の一年間の県内の観光客数は約4,854万人で前年から1100万人以上少なくなった。
県がまとめた観光統計によると昨年一年間に熊本を訪れた観光客数は前年より▲18.7%減の4,854万4,838人で、観光消費額も前年比15.0%減の2,564億97百万円となり、前年より約453億円少なくなった。

内訳は、宿泊客については、昨年の観光シーズンに導入した九州ふっこう割や復旧・復興関連の工事関係者の利用などから677万1532人と前年から▲6.0%減にとどまったが、外国人宿泊者数は前年比▲24.5%減の48万6,237人と大幅に減少した。
日帰り客も4,177万3,306人で▲20.5%減と大幅に落ち込んだ。

なかでも熊本地震の被害が特に大きかった阿蘇地域と上益城地域の観光客数は前年の5割から6割となった。
阿蘇地域の観光客数は前年比▲37.7%減の9,875,985人、日帰り客数は38.6%減の8,535,441人、宿泊者数は▲31.6%減の1,340,554人だった。復興・復旧工事の人たちも含まれる。
以上、

 

2016年4月14日と16日大地震、6月大雨、10月8日の阿蘇山第一火口の噴火など・・・。
地震では、各地の道路が寸断され、余震は今も続き、観光客減は仕方ないだろうが、観光業者の痛手は大きい。また、阿蘇山も2015年9月14日から活動を活発化させており、客足を遠ざけさせたと見られる。

ふっこう割など政府支援はあったものの、全国キー局の民放各社が、九州の温泉地や観光地を取り上げる機会を圧倒的に少なくしていることも、観光客減に拍車をかけたものと見られる。
 外国人客では、韓国からの温泉客も多い熊本、しかし、地震がまれにしか起きない韓国の人たちは地震を怖がり、熊本への客足を大幅に遠ざけている。

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[ 2017年11月14日 ]

 

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