福岡県大木町の元議長のドン土地改良法違反の収賄で逮捕 荒巻組の幹部も
福岡県警は20日、県南西部に位置する三潴郡大木町で、一昨年行われた農地の排水工事の入札をめぐり、土地改良区の理事の元町議会議長の内田清喜容疑者(83)が、土木工事業者の荒巻組の幹部(41)から100万円の賄賂を受け取ったとして、土地改良法違反の収賄の疑いで逮捕した事件で警察は21日、土地改良区の事務局がある大木町の役場を捜索した。
捜索を受けたのは、大木町役場の2階にある大木町土地改良区の事務局で、捜査員10人が役場に入り、約6時間にわたって捜索した。
警察によると、内田理事は土地改良区が工事を発注する際に価格などを決める入札委員会のメンバーで、入札の最低制限価格の情報を漏らし、「荒巻組」は、その価格を5000円だけ上回る金額で工事を落札していたという。
警察は捜索で押収した資料を分析して、理事と業者との関係や、入札の詳しい経緯を調べることにしている。
内田理事は、大木町の町議会議員を9期連続で務め、議長も務めた実力者だったが、10年前、町が発注した中学校の耐震工事の入札をめぐり業者から1100万円の賄賂を受け取ったあっせん収賄などの罪で起訴されその後、実刑判決を受けていた。
今回汚職事件の舞台となった土地改良区は、法律に基づき、農地改良などのため農家などが組合員となって協力する公共的な法人で、土地収用法の規定では役員が賄賂を受け取ると収賄の罪に問われる。
以上、
大木町のドンがまた逮捕され、ドンドンとなった。
賄賂で実刑判決を受けた者を再び要職に付ける議会や市長、地域の実力者たちに問題がある。大木町の先生方は皆やっているのだろうか。
全国でも同じこと、税金の公共工事は先生方も業者も儲かることになっている・・・そんなもんだろう。受注ゼネコンに下請け使えと言うのは暴力団ばかりではない、一番多いのは先生方だ。
(株)荒巻組の財務内容と業績 平成28年9月期/千円
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流動資産
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80,025
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流動負債
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4,674
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固定負債
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0
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固定資産
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13,199
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自己資本
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88,550
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(資本金)
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30,000
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総資産
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93,224
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負債+資本
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93,224
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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226,631
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44,427
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16,498
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68.5%
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・土木工事会社。
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・福岡県三潴郡大木町大字筏溝605、代表:荒巻隆吉
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