アイコン 不正が三菱マテリアルに伝染 判明後も半年間も出荷し続ける

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非鉄最大手の三菱マテリアルは23日、連結子会社である三菱電線工業と三菱伸銅の2社が、検査記録データの改ざんなど不適切な行為により、顧客が求める品質や社内基準を満たさない「不適合品」を出荷していたことが判明したと発表した。
不適合品を納入した可能性がある顧客数は、三菱電線が229社、三菱伸銅が29社。

三菱電線の納入先には防衛省も含まれ、自衛隊の航空機や艦艇に不適合品が使用されている。
三菱電線が品質データを改ざんしたのは、水や油などの漏れを防ぐ樹脂製のシール材で、航空機や自動車、電力機器などに幅広く使われている。

昨年12月に行った親会社の三菱マテリアルによる監査を機に、三菱電線が社内監査を行った結果、今年2月に不適切行為の存在を把握。事実確認を進めた上で10月23日に不適合品の出荷を停止し、同25日にマテリアルに報告したという。

また三菱伸銅では、車載端子に使われる「黄銅条」と呼ばれる合金について、強度などのデータを改ざんしていたことが社内調査で10月に判明。同月18日に不適合品の出荷を停止し、翌19日にマテリアルに報告したとしている。
以上、報道
お客が求めた規格値や社内仕様値のデータを改ざんしていたという。
その改ざんされたデータに基づき納品され、メーカーで製品となり、官庁を含めた相手方の最終製品になっている。・・・これが日本品質の実態。

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[ 2017年11月24日 ]

 

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