アイコン 29日の北朝鮮ミサイル 中国政府の反応と報道記事  12月240機の米韓軍事演習

スポンサード リンク

 中国政府は29日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことについて、重大な懸念と強い反対を表明した。

 中国外務省の耿爽報道官は、同日の定例記者会見で、「国連安全保障理事会の決議には、北朝鮮の弾道ミサイル発射活動に対する明確な規定がある」として、「中国は北朝鮮のミサイル発射活動に対し、重大な懸念と反対を表明する」と述べた。

耿爽報道官はまた、「中国は、北朝鮮が安保理決議を順守し、朝鮮半島の緊張を高める行動を停止するよう求める」と北朝鮮に自制を呼び掛けた。

国営通信の新華社は、北朝鮮メディアや外信の報道を引用し「北朝鮮が新型ICBMの発射に成功したと発表した」と報じ、批判は一切しなかった。

中国共産党機関誌の人民日報は、「今回の北朝鮮による弾道ミサイル発射は、米国が北朝鮮をテロ支援国に再指定してからわずか1週間後に行われた。米国の措置は米朝間の摩擦を高めるだけという懸念がこれまでも提起されてきた」と米国に責任を転嫁した。

人民日報の姉妹紙で、いつも過激な環球時報は、「北朝鮮を軽視した米国、大きな後悔」と題する社説で米国を露骨に批判した。

同紙は「ここ数年間の米国の対北政策は失敗し、トランプ政権も例外ではない」として「北朝鮮の核・ミサイル技術の進歩を止められず、韓半島の緊張ばかりを極限まで高め、外交的解決の余地を縮小させた」と非難している。

以上、

 

<朝鮮半島 米韓軍240機の大演習 12月4日~8日>

米韓軍は朝鮮半島で、12月4日から8日の5日間の日程で、双方から空軍機計240機を出動させ、大演習を行う。米軍機150機+韓空軍機90機。

米軍機には、最先端ステルス戦闘機F-22ラプター8機、F-35A・BライトニングII6機、戦略爆撃機B-1Bランサー、米海軍の電子専用戦闘機EA-18Gグラウラーも参加する。(F-35Bは米海兵隊機であり、米軍は空軍と海兵隊が参加のようだ)・・・中央日報報道

以上、

 

米トランプ大統領は電話で、習国家主席に対し、「挑発的な行動をやめ、非核化の軌道に戻るよう北朝鮮を説得するためにあらゆる手段を尽くす」よう求めた。

中国の国営新華社はこれについて、習国家主席は電話で「(トランプ大統領に対し)北東アジア地域の平和と安定の維持、および朝鮮半島の非核化が中国にとり揺るぎない目標となっている」と伝えたと報じている。

トランプは喧嘩を知っているのか、習の4月米訪問の晩餐会で習をノックアウトした。(晩餐会の時間に合わせたかのように、「シリアに対して、(巡航ミサイル)『トマホーク』を59発撃ち込んだ」と直接話し、習はびっくり仰天。

習はトランプを、礼などまったくない基地外だと評価したことだろう。その後、トランプが習に何を言っても、対立場面は一切見られない。

習が大人なのはわかるが、懐も深い中国であり、何をアメリカに譲歩させているのかもわからない。

米中で北朝鮮を闇取り引きしていることだけは間違いなさそうだが、トランプの一方通行で鞘当の駆け引きがない。

 

スポンサード リンク
[ 2017年11月30日 ]

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ