アイコン 戦闘機240機出動の米韓軍事訓練「Vigilant Ace」そのまま北朝鮮攻撃の規模

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もうそのまま北朝鮮を攻撃するような米韓軍事訓練「Vigilant Ace」、2ヶ月以上核・ミサイル実験を行っていない北朝鮮がカンカンになるだろうが、11月中旬の空母3隻動員の日本海での米韓軍事訓練(+日米軍事訓練)は海軍中心のもの、それに続く今回の空軍・海兵隊中心の「Vigilant Ace」、前回の海軍と今回の空軍+海兵隊の訓練は、過去最大のもの、北朝鮮に対するプレゼンスはこれ以上にないほど強力なものとなる。
その影響は、3NO盟約を吹き飛ばすほど、中国も戦慄するほどになる。

米軍150機+韓軍90機=240機
参加する米軍の主な最新戦闘機等
B-1Bランサー「死の白鳥」(グアム・アンダーソン基地)
F-35A・BライトニングⅡ6機(岩国基地)
F-22ラプター8機(嘉手納基地)
EA-18Gグラウラー(電子専用戦闘機)
韓国駐留米空軍はF-15、F-16、A10C戦闘機が主力で40機、作戦機60機の計100機。

在日米軍の戦闘機も大量参加。
在日米軍は200機、空軍+海兵隊130機、空母ロナルド・レーガンを筆頭とする第7艦隊70機

航空機240機が参加する大規模な韓米連合航空訓練「Vigilant Ace」が12月4日から8日まで実施されると、韓国空軍が24日明らかにした。

  軍消息筋はこの日、「米軍機だけでも約150機が参加するが、これは在韓米空軍と在日米空軍の戦闘機の大半が参加するということ」とし「米韓連合航空訓練では歴代最大規模」と述べた。

  今月11~14日に日本海で米海軍の原子力空母3隻が合同訓練をしたのに続き、北朝鮮を相手にした武力示威が続いている。歴代最強の軍事演習となる。

  今回の訓練は、米空軍だけでなく海兵隊、海軍も参加する。
特に米国の戦略資産である最先端ステルス戦闘機F-22ラプター8機、最新ステルス戦闘機のF-35A・BライトニングⅡ6機(岩国基地から)も朝鮮半島に来る。14機のステルス戦闘機が訓練のために韓国で飛行するのは今回が初めて。

  また、米空軍の戦略爆撃機B-1Bランサー「死の白鳥」、米海軍の電子専用戦闘機EA-18Gグラウラーも韓国に来る。EA-18Gは有事に北朝鮮のレーダーと防空網を無力化する機能(スタンドオフ電子妨害、護衛電子妨害、自己防御電子妨害)を備えている。

  韓軍当局は今回の訓練の内容について、具体的には明らかにしてはいないが、精密打撃武器を利用して北朝鮮の指揮部や核・ミサイル施設を打撃する演習が含まれるという。

  韓国駐留米空軍は、「韓国の平和と安全、そして北東アジアの安定に対する米国の確固たる意志を再確認する」と明らかにした。
以上、韓国紙報道

このような軍事訓練を1月も行えば、2月9日からの国際イベント期間中に何が起きても不思議ではない状況になってくる。中国もロシアも吹き飛ばすほど・・想定される。

マティス国防長官が11月16日、「北朝鮮が兵器の試験を中断すると共に開発を止め、輸出もしなければ、会談の機会があるだろう」と対話の機会に言及していた。しかし、一方で、米韓の軍事訓練は最大化の更新を続けるものになっている。

<習の狙い>
中国習はトランプに言うことを聞かない金正恩を消してもらいたいようだ。そもそも米国から促され、特使を派遣したものの、序列25位の特使を派遣、国の首領の金正恩にごめん通りを願うとは、相手を侮辱しているとしか思われない。中国は、米国に北朝鮮攻撃の口実を一つプレゼントしたようだ。

中国は、2015年10月開催の朝鮮労働党創立70周年には序列5位の劉雲山中央政治局常務委員を出席させ、金正恩は大喜びしていた。

今回、チャイナセブンである中央政治局常務委員と習腹心の宋部長を一緒に派遣した場合、金正恩も会わざるを得なかっただろう。

それをしなかった習は、首領になってから5年も経つにもかかわらず、まだ、金正恩と1回も会談すらしないほど嫌っていることを証明したようなもの。こうしたことからも、手を汚さず、米国に北朝鮮トップを処分させたがっているように見える。

<金正恩後>
中国は、北朝鮮の政権が米韓により殲滅されても、中国傘下において置くことが絶対条件。しかし、北朝鮮政権の崩壊では、韓国が統一を打ち上げてくることが必至、朝鮮半島は非核化されようが、米国は駐留米軍の撤退はしない。

<中国・米国 選択を迫られる韓国>
習トランプがいくらチンクソの仲になったとしても、アメリカ合衆国はトランプの一存にはならない。韓国は米中のハザマで双方から強力な経済制裁を受ける可能性があり、我を通せば、身動きが取れなくなる。

文政権下での可能性は、文在寅が特別補佐官の文正仁に発言させたように米韓同盟破棄論がすでに優勢。水面下で中国習と文在寅が結託して、南北朝鮮は民族悲願の統一を果たし、米韓同盟破棄、中立国化する。
さらば駐留米軍・さらばTHAAD、実質、中国への再属国化・再冊封国入りを果たす文在寅のシナリオだろうか。

ただ、その前に、窮鼠猫を噛む、その猫は鼠も対峙できる韓国になるかもしれない。

<恒例の米韓軍事演習>
韓国における米韓合同軍事演習は、
春:実動演習「キーリゾルブ」2~3月・・平昌冬季五輪2/9~2/25//3/9~3/18
春:指揮所演習「フォール・イーグル」3~4月
夏:指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」8月
ロケットマンの北朝鮮にプレッシャーをかけるため、今年はほとんど毎月行っている。

米軍最高司令官トランプは、大好きな習の顔に北朝鮮の金正恩が泥を塗ったとして、今回の軍事訓練は、そのまま北朝鮮を攻撃する可能性は0ではない。
ただ、その場合、11月11日~14日まで訓練で日本海に展開させた空母3隻「ロナルド・レーガン」「ニミッツ」「セオドア・ルーズベルト」も朝鮮海域に必要となってくる(訓練後空母ロナルド・レーガンは、沖ノ鳥島沖で11月22日、搭載機の着艦失敗の事故を起こしており、修理も含め母港:横須賀に向かっているものと見られる)。
「ニミッツ」(太平洋艦隊所属、母港:キトサップ基地)「セオドア・ルーズベルト」(初参加、太平洋艦隊所属、母港:ノースアイランド基地)の現在地は不知。

巨大爆弾「MOAB」と「死の白鳥=B-1」
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[ 2017年11月27日 ]

 

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