アイコン ラジコンの日本遠隔制御(株)(大阪)/破産開始決定 負債額40億円 「JR PROPO」

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ヘリ・飛行機のラジコンの日本遠隔制御(株)(大阪府東大阪市永和2-2-12、本店登記:三重県松阪市白粉町392、代表:江崎晶子)は12月26日、大阪地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、坂川雄一弁護士(電話06-6363-7800)が選任されている。
負債額は約40億円。

同社は昭和51年創業で「JR PROPO」ブランドのヘリコプター・飛行機などのラジコンメーカー兼産業用遠隔コントローラーなどの製造会社。全国で「JR PROPO」大会なども開催していた。
同社は、高い技術を擁し、製造から修理まで一環体制を敷き、全国400店舗にRCヘリコプターやRC飛行機や部品部材などを卸販売していた。
最近は、農薬散布用や遠隔地視察用などの産業用製品やドローン開発にも注力し、平成28年3月期には約41億円の売上高を計上していた。
  しかし、内実は、粉飾決算が疑われ、借入金返済の遅滞・税金滞納、所有不動産の差し押さえなどが発覚、債権者から破産の申し立てを受け、今回の事態に至った。
残念。
国内ファンだけではなく、海外にも人気のあるメーカー、早く民事再生を申請すべきではなかったのだろうか。第二会社が誕生し、そのスポンサーになる企業が現れることを期待したい。
世の中、遊び心のない人たちばかりになり、余裕もなく世知辛い世の中になってきた。

会社名
日本遠隔制御株式会社 (Japan Remote Control Co., Ltd.)
所在地
大阪府東大阪市永和2丁目2-12
代表
江崎 晶子
設立
1976年11月
資本金
3,600万円
事業内容
電子制御機器製造・販売
ラジオコントロール装置開発・製造・販売
リモートコントロール装置開発・製造・販売
模型ヘリコプター開発・製造・販売
製品
プロポ、グライダー、ガソリンヘリ、マルチコプター、各種パーツ、各種ロボット部品
諸団体
(財)日本ラジコン電波安全協会 理事
(財)日本ラジコン模型工業会 理事
 

[ 2017年12月27日 ]
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