岩泉町の伊達勝身町長 岩手日報記者に幻覚で抱きつきキスしました
岩手日報社は6日付紙面で、同紙の女性記者が10月中旬、同県岩泉町の伊達勝身町長から猥褻行為を受けたとして、厳重抗議したと報じた。町は「事実関係を確認している」としている。
伊達町長は、今年10月中旬の早朝、町内に宿泊していた女性記者の部屋を何度もノックした。記者がドアを開けると、部屋に入り無理やり抱きつき、複数回キスをした。
記者は、その後精神的ショックで休職状態にあり、刑事告訴も検討している。
同社の抗議に対し伊達町長は、抱きつき行為は認めたが猥褻目的を否定し、幻覚や幻聴があったなどと説明しているという。
岩泉町は、昨年8月の台風10号の豪雨で、高齢者グループホームの9人をはじめ、関連死を含めて23人が犠牲になった。
伊達町長は、当時の対応で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったとし、今年10月30日から12月4日まで休職していた。
伊達町長は6日午前に開会した12月町議会本会議の冒頭で「トラブルを起こして申し訳ない。町民に深くおわびする」と謝罪したが、報道陣の取材には応じなかった。
同日午後に記者会見を開くとしている。
周辺には「ハグしたが、キスはしていない」と話しているという。
松本利巧・岩手日報社総務局長の話、「問題の性質を考慮し、記者の意向を尊重しながら慎重に対応してきた。
しかし、岩泉町内などで一部事実と異なる文書が出回り、臆測も出始めたことから報道に踏み切った。今後も謝罪と誠実な対応を求めていくとしている。
伊達町長はPTSDで逃げ切る段取りか、1999年に初当選し、現在5期目。ご老体、膿を出し切って辞めるべきだ。
岩手日報が表面化させない動きに対して情報操作しようとしたのだろうか。
マスコミとして官庁ご意見伺いの岩手日報の姿勢にも、これまで問題にしなかった責任がある。刑事告訴も岩手日報自身が被害記者を押さえ込んでいたのではないのか。