アイコン 北朝鮮金王の中国習政権に対する対応 双方の感情とお茶

スポンサード リンク

経過、金正恩は習近平に嫌われることばかり行い、双方就任して5年以上経つのに、一度も双方、訪問・会談していない。
習もまた北朝鮮を見向きもせず、南朝鮮(韓国)へ訪問するなど、金を激怒させる動きを続け、挙句、先般の特使派遣でもチャイナセブンを訪問させず、序列25位の人物を訪問させ、当然、金は会わなかった。(本来ならチャイナセブンに随行させる人物を特使にした)

米トランプは、習国家主席の特使に会わなかったとして、金は状況把握もせず、失礼千万だと激怒、それでも結果、金は11月29日に上空4500キロに達するICBMを撃ち込む始末。

米は11月12日、初めて、空母3隻を日本海に展開させ、米韓共同海上軍事演習を実施、11月に急遽発表された12月の4日~8日、米韓軍は、初めて両軍の240機という大量の軍機を総動員して、朝鮮半島で大空中軍事演習を実施した。
米韓はもう軍事演習の限りを行った。

これ以上の演習はない。次は・・・。
2月9日からは南朝鮮で平昌オリンピックが開催される。

核ミサイル開発を加速させる金に習は手を焼き、対処不能状態、習はトランプに早期に金を除去してもらいたいというのが本音のようだ。
もしもの場合でも習は、それまでのように、何でも言うことを聞くような金王朝は続けたいとして、白頭山血統の長男故正男の息子ハンソル氏を確保しており、暴れん坊正恩を米軍に駆逐してもらい、入れ替える算段も読み取れる。

ただ、米攻撃により戦争になれば、負けることが明々白々の北朝鮮、これまでの仕打ちに中国の中南海に対して核ミサイルを撃ち込むとも限らない。
米トランプの言いなりになり、輸出を全面ストップし、核攻撃を受けるリスクとその後の北朝鮮2500万人の国民を敵に回すこともできないジレンマの中にある。

(弾道核ミサイルは大気圏(上空100キロ圏内)に突入せずとも、100から500キロ上空で自爆・撃墜され、核爆発を起こした場合は、その下、半径数百から千キロ範囲内で電磁パルスにより、経済基盤が破壊される。北弾頭ミサイルに問題視されている核弾頭の再投入技術は必要ない)

北朝鮮金は、中国と意思疎通がまったくなし、現在意思疎通があるのは米から制裁を受けるロシアだけ。しかし、米トランプは、当経済制裁のほか自らがロシアゲート事件の渦中にあり、コンタクトできない状態。
こうした中、北朝鮮へのロシアの入れ知恵か、四面楚歌の北朝鮮は国連に新たなチャンネルを設けることに成功した。

北朝鮮は、12月5日から国連(UN)事務次長による異例の訪朝を受け、同国の核兵器開発をめぐる緊張が高まっているのは米国による「核の脅し」だと非難する一方で、国連との意思疎通を定期的に行うことに同意した。国営メディアが12月9日報じた。
お茶が出た。

1211_01.jpg

中国の習近平国家主席の特使として訪朝している中国共産党の宋濤中央対外連絡部長(序列25位)は11月18日、朝鮮労働党で国際部門を統括する李洙ヨン副委員長(外交№2)と平壌で会談した。北朝鮮窓口の外交委員長との面会の際には儀礼的にお茶が出た。

1211_02.jpg

ところが、外交との関係ない軍事部門を取り仕切る崔竜海副委員長(軍事№2)と対談した際には儀礼なしのお茶がない。

1211_03.jpg
 

スポンサード リンク
[ 2017年12月11日 ]

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ