アイコン 梅毒警報 都道府県別届出数 東京・大阪・福岡など警報発令中 自覚症状

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梅毒は感染症であり、診察した医師は届出義務を負い、その届出した都道府県別の梅毒患者数は次のとおりになっている。

なお、赤は、人口10万人当たり10人以上が届け出ている警報の都道府県であり、やりたい放題の東京や大阪は別格にしても、福岡が多く、広島・岡山も多くなってきている。さらに、新たに京都も警報地に加わるなど全国へ広がっている。

梅毒感染者が全国で菌を撒き散らしているのだろうか。疑いのある人は、したくともHをせず、まず病院へ行くことだ。自覚症状があってもHする人はウイルス犯罪者だ。

参考のため、下段に、感染経路と症状を掲載している。

 

梅毒届出患者数
国立感染症センター版
あくまで診察を受けた人の数
は10万人当たり10人以上
2017
1
2
3
 
1~3月
4~6月
7~9月
北海道
25
31
21
青森
17
24
13
岩手
3
5
3
宮城
13
16
19
秋田
1
3
3
山形
4
3
1
福島
18
9
13
茨城
9
8
21
栃木
13
17
17
群馬
19
14
17
埼玉
44
58
65
千葉
33
40
31
東京
369
489
482
神奈川
76
75
83
新潟
2
4
13
富山
2
3
6
石川
8
4
6
福井
5
6
5
山梨
3
2
1
長野
10
5
6
岐阜
18
21
11
静岡
10
24
26
愛知
59
98
93
三重
16
20
5
滋賀
3
10
9
京都
14
20
29
大阪
170
191
210
兵庫
40
61
45
奈良
5
8
7
和歌山
7
3
3
鳥取
1
4
3
島根
0
0
1
岡山
17
53
54
広島
27
33
39
山口
7
3
8
徳島
2
3
7
香川
14
26
19
愛媛
5
13
14
高知
3
7
2
福岡
62
65
55
佐賀
2
3
8
長崎
3
1
6
熊本
9
24
20
大分
3
5
5
宮崎
5
3
2
鹿児島
6
7
5
沖縄
6
13
10
合 計
1,188
1,535
1,522
16/4期
1,203
年間 5,448人
 
<梅毒感染>
主に性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門から感染、皮膚や粘膜の微細な傷口から侵入し、進行によって血液内に進む。
米国における新規症例の感染経路は、男性同士の性行為が半数以上を占める。
これ以外にも母子感染、輸血血液を介した感染などもある
 
<症状>
 
第1期
感染後3週間 - 3か月の状態。トレポネーマが侵入した部位(陰部、口唇部、口腔内)に塊(無痛性の硬結で膿を出すようになり、これを硬性下疳と言う)を生じる。塊はすぐ消えるが、稀に潰瘍となる。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れ、これを横痃(おうげん)という。6週間を超えるとワッセルマン反応等の梅毒検査で陽性反応が出るようになる。
第2期
感染後3か月 - 3年の状態。全身のリンパ節が腫れる他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合がある。
バラ疹と呼ばれる特徴的な全身性発疹が現れることがある。赤い目立つ発疹が手足の裏から全身に広がり、顔面にも現れる。特に手掌、足底に小さい紅斑が多発し、皮がめくれた場合は特徴的である。治療しなくても1か月で消失するが、抗生物質で治療しない限りトレポネーマは体内に残っている。
潜伏期
前期潜伏期:第2期の症状が消えるとともに始まる。潜伏期が始まってからの2年から3年間は、第2期の症状を再発する場合がある。
後期潜伏期:不顕性感染の期間で数年から数十年経過する場合もあるが、この期間は感染力を持たない。
第3期
感染後3 - 10年の状態。皮膚や筋肉、などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生する。(医療の発達した現代では、このような症例をみることは稀である)
第4期
感染後10年以降の状態。多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし(脳(脊髄)梅毒、脳梅)、死亡する。現在は稀である。
 

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[ 2017年12月11日 ]

 

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