アイコン ティラーソン米国務長官 北朝鮮と無条件会談の用意があると 一定期間の実験なしが前提

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ティラーソン米国務長官は12日 首都ワシントンで講演後、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮との対話について問われ、「米国はいつでも対話する用意がある。最初の対話は前提条件なしでだ」と述べた。
同時に「北朝鮮が(弾道ミサイル発射などの)実験をせず、静かにしている時間を持たないといけないだけだ」と語り、少なくとも一定期間の挑発行為の抑制が必要との立場を示した。

8月には、対話の前提条件に関して「最良のシグナルはミサイル発射を停止することだ」と同様の認識を述べている。ティラーソンは改めて対話に意欲を示した。

 ティラーソンは、北朝鮮が核放棄の用意がなければ米国は対話しないというのは「現実的ではない。彼らはすでに多額の投資を開発に費やしている」との見解を表明。「そこはトランプ大統領もとても現実的に考えている」と指摘した。

 ティラーソンは、北朝鮮の核問題の解決に向けて中国やロシアを例示して「国際社会の幅広い関与」が必要との立場を強調。朝鮮半島有事に際して「重要なのは北朝鮮が開発済みの核兵器を安全にすることだ」と指摘した。有事に北朝鮮から中国への大量の難民が発生する可能性も含め、米中間で話をしていると明らかにした。
以上、

北朝鮮は12月11日、米国との対話条件として、核兵器を所有していることを認めた場合だけだと発表している。
米国と北朝鮮の首脳は互いに「ロケット小僧」×「老いぼれ」と応酬しているが、最近の駆け引きはロシアのKGB(現FSB)が指導しているようでならない。旨すぎる。ロシア・プーチンはKGB出身だ。

韓国は、これから、平昌五輪期間(2月9日~3月18日まで)は、北朝鮮の五輪参加を促すため、米韓による軍事演習の中止を米国に諮る動きをとっている。
毎年、2月から3月にかけて、米韓の数万人規模の大規模合同軍事演習「キーリゾルブ(Key Resolve)」と「フォールイーグル(Foal Eagle)」が実施されている。

当のティラーソン(元エクソンモービルCEOの実業家)は、国務長官辞任の噂が再び流されている。今度は次期国務長官の名も挙がっている。
ただ、トランプにしても、唯一政権内でハト派的な動きをするティラーソンの存在は大きく、もしも辞任に追い込めば、トランプ政権は共和党内超保守派と元軍人のタカ派一色となる。
ティラーソン自身は、トランプ大統領が辞任を要求しない限り辞めないとしている。


 

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[ 2017年12月13日 ]

 

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