富士通 ノートパソコンバッテリーをリコール 6.2万個 発火の恐れ パナ社製
富士通は13日、ノートパソコンに搭載したバッテリーに発火のおそれがあるとして、対象となる6万2000個余りを回収すると発表した。
発火のおそれがあるとして回収するのは、平成24年8月から平成25年11月までの間に製造した、ノートパソコンの一部、54機種に搭載されたバッテリーのほか、別売りオプションのバッテリー6種類で、合計約6万2000個。
富士通によると、昨年8月から今年9月にかけて、ノートパソコンの充電中にバッテリーから火が出るなどの事故が合わせて4件あったという。
対象のバッテリーは、パナソニックが製造したもので、パナソニックも今月6日に約14万個を回収すると発表している。
富士通では、問題のバッテリーについて来月下旬から無償で交換を行うとしているが、それまでの間は、バッテリーを取り外してACアダプターを接続するか、充電を制御するソフトウエアをアップデートするよう呼びかけている。また、対象の機種かどうか、ホームページなどで確認できるようにしている。
電話での問い合わせは、0120-924-632。(営業時間中)
(対象の製品)
▼LIFEBOOKのA/E/P/S/T/SH/PHの各シリーズ
▼FUTROのMA/MPの各シリーズ
▼CELSIUSのHシリーズ
▼オプションバッテリパックは次の6種、
FMVNBP210
FMVNBP222
FMVNBP224B
FMVNBP224W
FMVNBP224R
FMVNBP228