アイコン JR九州過去最大の減便 3月から120本減便 過疎化助長 長崎県も15本減便

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JR九州は15日、来年3月から、利用が少ない時間帯などを中心に、新幹線、特急、快速、それに普通列車について、120本近く減便することを明らかにした。

これにより、管内を走る列車の総距離は約7%減る形となり、公益事業である鉄道事業の利益最重視策が急速に進んでいる。減便のほかに、駅の無人化も並行して大々的に進めている。
JR九州は、駅無人化だけでは物足りなくなり、公共交通機関を受け持ちながら、列車そのものの減便に向かったようだ。
JR九州が、さらに減便し続けることは必至で、国が人口減や年齢層のシミュレーションを公表しており、JR九州は、向こう5年・10年・20年の減便計画を作成して公表すべきだ。
そうすれば、関係地域自治体も事前に真剣に対策を考え、人口減の対策を具体的に練ることだろう。
このままJR九州が減便し続ければ、地域の過疎化を率先して推し進めることになる。
 
九州新幹線は、
1、新大阪方面との直通でない、博多と鹿児島中央を結ぶ「さくら」と「つばめ」のうち、利用者が少ない日中などのあわせて6本を減らし、平日1日あたりの運行本数は現在の125本から119本にする。
 
特急列車は、
1、1日4本運行されている鹿児島県の吉松と鹿児島中央を結ぶ「はやとの風」の定期運行が取りやめになり、週末や利用が多い時期だけ運行する。
2、博多と小倉を結ぶ「きらめき」が10本減便、
3、熊本県の長洲と博多を結んでいる「有明」は、5本が1本へと減便されたうえで、朝の通勤時間帯の大牟田発博多行きに変更される。
4、博多と長崎を結ぶ「かもめ」も7本減便される。
(減便するのに長崎新幹線が必要なのかということになる)
 
快速や普通列車は、
1、 鹿児島県の吉松と宮崎県の都城を結ぶ吉都線が、1日あたり22本が6本減って16本に
2、 熊本県の八代と鹿児島県の隼人を結ぶ肥薩線が、熊本県の人吉と隼人の間の4本と吉松と隼人の間の4本のあわせて8本が減便。
3、 久大線は、大分県の日田と豊後森の間で6本減便、
4、長崎県の長崎と佐世保を結ぶ大村線は、早岐と竹松の区間が、日中、一部の快速列車を各駅に停車するよう変更し、普通列車を8本減らす。
 
これらを合わせ、平日1日当たりの運行本数であわせて120本近く減便することに加え、運転区間が短くなる列車も増えることから、管内を走る列車の総距離は約18万5000キロから17万2000キロへと約7%減らす、鉄道事業の収益化を急ぐ。
以上、
 
少子高齢化・人口減でますます利用客は少なくなる。便数を減らし続ければ、過疎化を助長するだけ。
創価学会の国交省もJRに対しては何も言わない。
開通後の長崎新幹線も、利益が出なければ、在来線も含め、JR九州は大幅に便数を減らすことになろう。

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[ 2017年12月16日 ]

 

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