リニア談合 計画段階から調整開始 大手受注15件すべて調整受注
大林組の談合問題(予算価格事前取得、そこのけそこのけ俺が取る)から、談合問題はゼネコン大手4社に拡大、全社が東京特捜と公取委から家宅捜索を受けた。
こうした事態に、大林組の代表取締役副社長や担当部長が、すでに公取委に対して、リニエンシー(課徴金などの免除制度)を使い、すべてを吐露したという。
(大林組、土木畑の土屋幸三郎代表取締役副社長の辞任は避けられず、最後の社への奉公としてリニエンシーの適用を公取委に申し入れたのか・・・)
リニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合事件で、大手ゼネコン4社が、事前に落札業者を決めるなどの談合をしていた疑いがあるとして、東京地検特捜部と公正取引委員会は19日までに独占禁止法違反の疑いで、「鹿島建設」「清水建設」「大林組」「大成建設」の本社を捜索するなどして捜査を進めている。
少なくとも3年前にJR東海の建設工事計画が国に認可される前の段階から受注調整に向けた協議を進めていた疑いがあることが判明したと報道されている。
東京特捜などは、工事の計画段階から不正な受注調整が繰り返されていた疑いがあると見て実態解明を進めている。
南アルプスを貫くリニア中央新幹線の東京・名古屋間の建設工事計画は3年前に国に認可されたが、大手ゼネコン4社はその前の段階から受注調整に向けた協議を進めていた疑いがあることが関係者への取材でわかった。
各社は、部長クラスの幹部が窓口となり、品川駅や名古屋駅の新設工事や南アルプスのトンネル工事など受注を希望する工事について、定期的に情報交換していた疑いがあるという。
談合の疑いがあるとして捜索容疑となったのは、これまでに発注された22件すべての工事で、特捜部と公取委は、工事の計画段階から不正な受注調整が繰り返されていた疑いがあると見て実態解明を進めている。
9兆円プロジェクト リニア新幹線工事発注状況
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2017年12月現在22件発注、うち大手4社が15件受注
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JR東海は透明性0、落札額を公表していない
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受注先
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案件名
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場所
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落札額
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1
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大林
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品川駅南工区
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東京
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2
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名城非常口
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愛知
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3
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名古屋駅中央西工区準備工
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愛知
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90億円
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4
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東百合丘非常口
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神奈川
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5
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鹿島
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南アルプストンネル長野工区
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長野
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6
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小野路非常口ほか
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東京
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7
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中央アルプストンネル山口
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長野・岐阜
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138億円
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8
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大成
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南アルプストンネル山梨工区
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山梨
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9
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第一中京圏トンネル西尾工区
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愛知
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10
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静岡県内どう水路トンネル新設
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静岡
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11
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南アルプストンネル静岡工区
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静岡
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12
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清水
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品川北工区
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東京
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13
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北品川非常口・変電施設地下部
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東京
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14
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日吉トンネル南垣外工区
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岐阜
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15
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伊那山地トンネル坂島工区
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長野
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16
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JR東海建設
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名古屋駅中央東工区準備工
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愛知
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17
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(仮)新神奈川県駅の準備工・土どめ壁工
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神奈川
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18
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戸田
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大鹿線道路トンネル新設(四徳工区)
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長野
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19
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中央アルプストンネル(松川)外工事
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長野
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192億円
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20
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西松
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第四南巨摩トンネル新設(西工区)
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山梨
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21
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熊谷
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大鹿線道路トンネル新設(西下工区)
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長野
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22
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前田
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坂下非常口新設
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愛知
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23
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安藤ハザマ
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品川駅の新設工事(非開削工区)
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東京
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